珠海おすすめホテル【セントレジス珠海】マカオ一望の絶景!バトラーの接客も最高
香港やマカオのホテルを探していると、珠海という場所のホテルも出てきます。
珠海はマカオのすぐお隣の都市で中国に属しています。
香港とマカオも返還されて中国領に戻っていますが、特別行政区として扱われているため出入りするのに審査を受ける必要があり、その境界はいまだに国境のようになっています。
なので、隣接しているとはいえマカオから珠海に行くのは、はっきり言ってちょっとめんどくさいです。
ただ、調べていくうちに珠海には世界最大の水族館「長隆海洋王国」があるということが判明し、そして何よりバリ島で最高だったあのセントレジスが珠海にもオープンしていたということで、行ってみることになりました。
マカオから珠海へ
前日に宿泊したマカオのコタイ・ストリップにあるコンラッドマカオから珠海へと向かいます。
マカオから珠海に入るには「拱北口岸ルート」と「蓮花口岸ルート」の2つのルートがあります。
マカオのコタイ・ストリップからは蓮花口岸を通るのが近いです。
サンズコタイセントラル(金沙城中心)のバス停からバスで蓮花口岸に向かいます。
5分ほどで到着し、バスを降りたらマカオからの出境審査です。
出境審査が終わるとバスに乗り川を渡ります。
川を渡ったらすぐにバスを降ろされ、横琴口岸で中国への入境審査です。
入境審査が終わるとようやく珠海です。
ということで、やっと珠海に到着。
タクシーでホテルに向かいます。
ちなみに、地元でもセントレジス珠海はまだ知名度が低いようです。
タクシーでは「St. Regis Zhuhai」でも「珠海瑞吉酒店」でも通じませんでした。
なので、タクシーに乗る時にはとりあえず「喜来登酒店(シェラトン)の隣!」と伝えましょう。
シェラトンはすぐ隣です。
セントレジス珠海(珠海瑞吉酒店)The St. Regis Zhuhai
珠海はまだ開発の真っ最中のようで、セントレジス珠海の入った珠海タワーの周りはほとんど更地です。
セントレジス珠海の隣には、シェラトン珠海と珠海国際会議展覧センターがあってパッと見は発展してそうなんですけどね。
周りに何もないのでちょっと不便です。
ただ、港珠澳大橋が完成したのでこれからどんどん発展していきそうですね。
ゆったりした時間が流れるような、いい感じの雰囲気です。
マリオットBonvoyチタンエリートの威力!スイートにアップグレード
セントレジス珠海はマリオット系列のホテルです。
今回はマリオットのポイントを使用しての無料宿泊です。
セントレジス珠海はカテゴリー6で必要ポイントは50,000ポイント。
予約したのはゲストルーム、シティービューの部屋でしたが、プラチナチャレンジで獲得したマリオットプラチナプレミア(現マリオットBonvoyチタンエリート)の威力で、見事にスイートルームにアップグレードしていただきました。
では入ってみましょう。
白を基調にした部屋の雰囲気
部屋は白を基調としたきらびやかな雰囲気でした。
周りに何にもないので眺めは最高
周りに何もないので見晴らしは最高。
夜はマカオの橋もライトアップされて夜景も美しいです。
早朝は霧がかかって幻想的な風景が楽しめました。
地上69F屋内プールの「例のプール」感
セントレジス珠海には71Fの屋外プールと69Fの屋内プールの2つのプールがあります。
屋外プールは調整中で使用できませんでした。
どちらも高層階にあるので眺めのいいプールです。
利用者は少ない様で、ほぼ貸切状態でした。
片側全面ガラス張りなので、「例のプール」感が強めですね。
奥側から撮ればもうちょっと「例のプール」っぽくなったんじゃないかと。
娘が熱発!ホテルの周りには何もなくタクシーで病院へ
プールから戻ると子供が熱を出してしまったとのこと。
ちょっと高めの熱で心配なので、病院に連れていくことに。
当然、周りには何もないのでタクシーを呼んでもらい市内の病院に向かいます。
幸いただの風邪のようで、薬をもらって帰ります。
ルームサービスの夕食
夕食は外に出かけられないので、ルームサービスを頼むことにしました。
ブラッディーマリー自作キットサービス
セントレジスと言えばブラッディーマリーということで、セントレジス珠海ではブラッディーマリーの自作キット的なやつがいただけます(無料)。
各地でローカライズされたブラッディマリーが楽しめるセントレジス。
セントレジス珠海の「Bloody Mary(血まみれのマリー)」は「Pearly Mary(真珠まみれのマリー)」と名付けられているようです。
作り方は左のビンに真ん中のウォッカを入れてシェイクするだけ。
ありがたいことに氷まで準備していてくれます。
頭を冷やすための氷や保冷剤などバトラーさんが夜中まで手助けしてくれました
病院で薬をもらったので子供の熱は下がっていたのですが、夜中になるとまた熱が上がってきてしまいました。
困って電話をすると、夜中なのにバトラーさんが頭を冷やす氷や保冷材などを大量に用意してくれました。
いや、ありがたい。
とても助かりました。
朝食ビュッフェ
翌朝、おかげさまで子供の熱は下がってくれたみたいです。
長引かなくてよかった。
食欲もありそうなので、朝食バフェに出かけました。
その他、使いきれなかったサービス
レストラン
宴庭Yan Ting 42F
広東料理
要予約
秀Social 41F
各国料理、ビュッフェ
要予約
LaBrezza 71F
イタリア料理
要予約
The St. Regis Bar 41F
バー、アフタヌーンティー
要予約
Air 71 71F
ルーフトップバー
要予約
スパ
Iridium Spa 68F
営業時間:10:00から23:00
屋外プール
71F
営業時間:9:00から17:00
ジム
TheSt.Regis Athletic Club 69F
24時間利用可能
世界最大の水族館「長隆海洋王国」は断念
遊びに行ける状態ではないので、世界最大の水族館「長隆海洋王国」はあきらめて、次の目的地香港へと早めに向かうことにしました。
もともとのスケジュールもギチギチすぎでしたね。
次のホテルはリッツカールトン香港。
また出入境審査とバスの旅です。
まとめ
- マカオと珠海は別の国みたいなもの。距離は近くても往来は不便。
- セントレジス珠海は新しくてまだ知名度もないので、タクシーでは「シェラトンの隣」と伝えよう。
- セントレジス珠海はスタイリッシュなお城のような雰囲気。
- セントレジス珠海の周りは開発中で何にもなくて見晴らしはいいけどちょっと不便。
- ルームサービスは総じてレベルが高いし、バトラーさんはとても親切。
- エビシュウマイはここら辺のホテルの定番メニューでうまい。
珠海は香港やマカオからも近く、世界最大の水族館という観光資源もあり、開発も急ピッチで行われているようです。
港珠澳大橋も完成して、これからが楽しみな都市ですね。
カードを発行するだけでマリオットBonvoyゴールドエリートになれるお得なカードはSPGアメックス。
ポイントの使いやすさが抜群です。
ポイントもたくさん貯まるので、プラチナチャレンジするなら持っていたほうが良いですね。