ザ・リッツ・カールトン日光 宿泊記【プラチナ特典・朝食は?】にごり湯の温泉とアフタヌーンティーを満喫
2020年7月、日本で5番目のザ・リッツ・カールトンが、世界遺産を擁する日光の地に開業しました。
ザ・リッツ・カールトンといえば、泣く子も黙る超高級ホテル。
にもかかわらず、このザ・リッツ・カールトン日光は、リッツカールトンとしては世界で初めて温泉施設を備え、なんと浴衣でうろちょろできます。
2020年7月、開業から間もないザ・リッツ・カールトン日光の中禅寺湖ビューキングに宿泊してきました。
このページでは、その時の、
リッツカールトン日光宿泊記
- 館内施設の様子
- 客室の様子
- 朝食
- 日本料理レストランでのディナー
- アフタヌーンティー
などをご紹介していきます。
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ザ・リッツ・カールトン日光について
ザ・リッツ・カールトン日光は、2020年7月に開業したまだ新しいホテル。
もともとあったホテルをリブランドしたわけではなく、建物も建てたての新品です。
ということで、ザ・リッツ・カールトン日光ってどんなホテルなのか?について、簡単に見ていきましょう。
たてたてよこよこまる書いてちょん、か?
リッツカールトン初の温泉大浴場付きホテル
ザ・リッツ・カールトン日光は、リッツカールトンブランドとしては世界で初めての温泉大浴場つきのホテル。
中禅寺湖のさらに上、戦場ヶ原の奥の奥、湯ノ湖のほとりの奥日光湯元温泉を引いてきています。
といっても、中禅寺湖周辺の温泉宿はもともと奥日光湯元温泉から引湯しています。
この奥日光湯元温泉の泉質は、硫化水素型の単純硫黄泉。
硫黄の香りが漂う、乳白色に白濁したにごり湯です。
ちなみに、すぐ隣りにある星野リゾート界日光の温泉は、無色透明アルカリ性単純泉の日光和の代温泉。
こちらはわざわざいろは坂の下、日光和の代温泉の源泉から車で運んでいるようです。
リッツカールトンブランド
ザ・リッツ・カールトン日光は、日本で5番目のリッツカールトンブランドのホテル。
東武鉄道の所有で、東武鉄道の100%子会社レーキサイドホテルシステムズ株式会社が経営・運営、マリオット・インターナショナルが運営ノウハウを提供するマネジメントコントラクト方式で運営されています。
滞在を楽しむのに必要な知識ではない…
ザ・リッツ・カールトンはマリオットボンヴォイプログラム参加ブランド。
なので、ザ・リッツ・カールトン日光は、マリオットボンヴォイポイントを使ったポイント宿泊も利用可能です。
リッツカールトン日光のマリオットボンヴォイでのカテゴリーは7。
リッツカールトン大阪やホテルザ三井京都、ウェスティンホテル東京などと同じカテゴリーとなっています。
1泊あたりの必要ポイント数は、
オフピーク | スタンダード | ピーク |
---|---|---|
50,000 | 60,000 | 70,000 |
となっています。
オフピークの時期であれば、SPGアメックスの無料宿泊特典を利用して無料宿泊することもできちゃいます。
ちなみに、リッツカールトンのマークはライオンがモチーフ。
帝国ホテルやプジョー、西武ライオンズ、ライオンズマンションなどと間違えないように注意が必要です。
帝国ホテルならまだしも、誰もライオンズマンションだと思って入ってこないんじゃないか…?
場所と空港からのアクセス
ザ・リッツ・カールトン日光は、いろは坂を登りきった奥日光の中禅寺湖のほとり、かつてのレーキサイドホテル、日光レークサイドホテルの跡地に建てられました。
住所は、
〒321-1661
栃木県日光市中宮祠2482
0288-25-6666
となっています。
日光市のある栃木県には空港はなく、近いのは、
- 成田空港
- 羽田空港
- 福島空港
- 茨城空港
あたりですが、どの空港からも3時間以上かかってしまいます^^;
おすすめは、便数の多い羽田空港や成田空港から一度浅草まで出て、特急スペーシアや特急リバティで2時間ほどの東武日光駅まで行き、そこから東武バスに乗り40分ほど先のザ・リッツカールトン日光のバス停で下車するルートでしょうか。
スペーシアやリバティに乗れるなんて最高じゃないか!
リッツカールトン日光を手掛けたのも東武鉄道だしな!
めんどくさい!
車出して!
車の場合、目立った看板がなくホテルの入口が見つけづらくなっているので注意しましょう。
いろは坂を登りきって突き当りの信号の手前左側、25番のバス停が目印です。
ホテルにはバレーパーキングがあります。
駐車料金は、1日あたり3,000円となっています。
台数が限られているので予約推奨です。
ちなみに、中禅寺湖からボートで行こうとしてもたどり着けないので注意しましょう。
ザ・リッツ・カールトン日光のプラチナエリート特典
ザ・リッツ・カールトン日光は、マリオットボンヴォイ参加ホテルなので、マリオットボンヴォイのエリートメンバー特典が適用されます。
ですが、リッツカールトンはなんといっても最高級ブランドホテル。
ウェスティンブランドやマリオットブランドのように、超絶お得な特典が付くわけではありません。
SPGアメックスの入会で自動的に付与されるゴールドエリート会員向けの特典は、
ゴールド特典
- 部屋のアップグレード(空室状況による)
- 14時までのレイトチェックアウト(空室状況による)
- レストラン割引15%OFF(レークハウスのみ)
- 朝食30%OFF
- ウェルカムギフトとして500ポイント
などとなっています。
プラチナエリート会員以上では、
プラチナ特典
- 部屋のアップグレード(空室状況による)
- 16時までのレイトチェックアウト(空室状況による)
- レストラン割引20%OFF(レークハウスのみ)
- 朝食30%OFF
- ウェルカムギフトとして1,000ポイント
といった特典が受けられます。
リッツカールトンではプラチナエリート以上でも、基本的に朝食無料やクラブラウンジアクセスが付きません。
クラブララウンジを利用する場合は、クラブフロアを予約するか、ラウンジ使用料を追加で支払う必要があります。
ですが、リッツカールトン日光にはそもそもクラブラウンジがないので、プラチナなのにラウンジに入れなくて損した感がありません。
ただし、30%オフにはなりますが朝食は子供を含めて有料です。
今回は、プラチナエリート会員としての宿泊。
SPGアメックスのカード更新でもらえる無料宿泊特典を使って男体山ビューの部屋の予約したが、中禅寺湖ビューの部屋にアップグレードしていただきました(^^)
ちなみに、お部屋に用意されているウェルカムスイーツはエリート会員特典ではなく、宿泊者へのサービスのようです。
ザ・リッツ・カールトン日光の館内施設
ザ・リッツ・カールトン日光は、歴史あるレーキサイドホテルの跡地に新たに建設された新築ホテル。
現代的な高級感を感じさせながら、和をふんだんに取り入れた落ち着いた雰囲気に仕上がっています。
写真映えするスポットがありすぎて、1泊しただけでもすごい数の枚数になってしまいます^^;
ここでは、リッツカールトン日光の館内施設についてご紹介しておきましょう。
ロビー
ザ・リッツカールトン日光のエントランスは、重厚感のあるモダンな石造りでありつつ、日本のお城の石垣をモチーフにしたかのように、正面から中の入り口が見えない形。
似てないし…
キッズにはアクティビティが用意されていて、チェックインのときにアドベンチャーパスポートとリストバンドをもらえます。
アドベンチャーパスポートはシールを貼る台紙になっていて、滞在中にスタッフさんに話しかけるとシールがもらえて貼り付けられます。
シールを集め切ればなにかある、というわけではありませんが、子供はシールを貼るのが大好きなのでうれしいおもてなしです。
リストバンドは、スタッフさんに見せるとアイスが無料でもらえるスタイルのサービスになっています。
レストラン・バー
ザ・リッツカールトン日光には、
- ロビーラウンジ「ザ・ロビーラウンジ」
- レストラン「日本料理 by ザ・リッツカールトン日光」
- レストラン「レークハウス」
- バー「ザ・バー」
というレストラン・バーがあります。
レークハウスが洋食、日本料理 by ザ・リッツカールトン日光が和食(会席・寿司・鉄板焼)のレストランです。
レークハウスは宿泊棟と独立していて、宿泊者以外も入りやすい形になっていますが、そのためか浴衣での入店はできません。
クラブラウンジはありません
ザ・リッツ・カールトン日光には、残念ながらクラブラウンジはありません。
リッツカールトンのクラブラウンジといえば、充実したフードプレゼンテーションが思い浮かびます。
充実している分、
「フードプレゼンテーションのメニューが切り替わる度にラウンジに行かなくては損してしまう!」
という強迫観念にさいなまれたりもします。
リッツカールトン日光にはそもそもクラブラウンジがないので、そんな強迫観念に苦しむことなく、ゆったりとした時間を楽しめます。
テラスとガーデン
ザ・リッツ・カールトン日光には、中禅寺湖に面する側に芝生の敷かれたお庭があります。
こちらの庭を通って湖畔の道に出ることもできます。
庭に面しているレストラン「日本料理 by ザ・リッツ・カールトン日光」やロビーラウンジ「ザ・ロビーラウンジ」には、テラス席も設けられていて、奥日光のおいしい空気を吸いながら食事することも可能です。
また、中禅寺湖から華厳の滝につながる大谷川沿いはリバーサイドガーデンと名付けられていて、特に何かあるわけではありませんが、散歩できます。
温泉大浴場と露天風呂
ザ・リッツ・カールトン日光は、世界初の温泉付きリッツカールトンホテル。
露天風呂もついた大浴場では、硫黄の香り漂う奥日光湯元温泉のにごり湯を楽しめます。
もちろんただの温泉旅館ではないので、大浴場の内装もモダンで素敵なたたずまいとなっています。
ちょっとした異臭騒ぎ、だろ…
露天風呂は目隠しや塀などを設けず開放的な眺望を実現しながら、外からの視線が全く気にならないつくりになっています。
内風呂もモダンな内装で、夜間には照明を最小限にして幻想的でオトナなムード。
温泉でリラックスできるように、お部屋に用意された浴衣と下駄で館内を歩きまわることができるようになっています。
フィットネス・スパ
ザ・リッツ・カールトン日光にはフィットネスジムとスパがあります。
フィットネスジムは24時間利用可能で、温泉大浴場のすぐそばにあって便利です。
スパはゴールドエリート会員以上で15%割引になります。
ザ・リッツ・カールトン日光のアクティビティ
ザ・リッツ・カールトン日光では、日光ならではの体験を味わうために、いくつかのアクティビティが用意されています。
アクティビティは大きく、
- 自然
- 文化
- スピリチュアリティ
- リッツ・キッズ
に分けられていて、事前に申し込むことで様々な体験を楽しむことができます。
4歳以上12歳以下の子供向けのアクティビティ「リッツ・キッズ」には、
子供向けアクティビティ
- 日光猿のかくれんぼ
- リッツ・キッズ・サファリ
があります。
超高級ホテルだぞ…
ザ・リッツ・カールトン日光「中禅寺湖ビューキング」の客室【アップグレード】
今回の予約は、SPGアメックスのカード更新でもらえる無料宿泊特典を使っての男体山ビューの部屋。
無料宿泊特典のごっつぁん宿泊にもかかわらず、中禅寺湖ビューキングの部屋にアップグレードしていただきました。
見ろ!これがプラチナの力だ!
このホテルでそれ言うの、めっちゃ恥ずかしい!
読者のみなさんが共感性羞恥を感じるくらい恥ずかしい!
ちなみに、中禅寺湖ビューの部屋からも男体山はバッチリ拝めます。
ザ・リッツ・カールトン日光の朝食【見た目も味も抜群のセットメニュー】
和食か洋食を選ぶことができます。
お値段も一人税サ込7,000円超えとかなりしますが、そのぶん最高に贅沢な朝食を楽しむことができます。
リッツカールトンなので、マリオットボンヴォイのプラチナ会員以上の朝食無料特典が適用されませんが、ゴールド会員以上であれば、朝食料金30%オフとなります。
デザートやシリアルなどについては、ビュッフェコーナーが設けられていました。
ザ・リッツ・カールトン日光「日本料理」でのディナー【浴衣OK!くつろぎディナー】
ザ・リッツ・カールトン日光のレストラン「日本料理 by ザ・リッツ・カールトン日光」では、ディナーも浴衣で楽しむことができます。
このレストランでは、会席、お寿司、鉄板焼が提供されています。
今回は、会席の中でもお手頃な紅葉というコースをいただきました。
お手頃と言っても、一人税サ込20,000円するけどな…
ザ・リッツ・カールトン日光のアフタヌーンティー【緑茶でいただくスタイル】
ザ・リッツ・カールトン日光のザ・ロビーラウンジでは、アフタヌーンティーを楽しめます。
もちろん3段スタンドのちゃんとしたやつです。
こちらのアフタヌーンティーは、緑茶で頂くことができる珍しいアフタヌーンティー。
和風側に寄せていった感じですが、とても美味しいお茶揃いで食事にもバッチリ合ってマリアージュでした(^^)
ザ・リッツ・カールトン日光の周辺観光
世界遺産の日光東照宮を擁する日光。
ザ・リッツ・カールトン日光周辺にも、魅力的な観光地もいっぱいです。
車必須なところもありますが、周辺観光地をいくつかご紹介しておきましょう。
中禅寺湖
ザ・リッツ・カールトン日光の目の前が中禅寺湖です。
全部あたしが漕いでるじゃん!
華厳の滝
ザ・リッツ・カールトン日光は、華厳の滝まで徒歩圏内。
猿にも会えますが、凶暴なので注意しましょう。
竜頭の滝
中禅寺湖から戦場ヶ原に向かう途中にあるのが竜頭の滝。
滝沿いには遊歩道があり、竜頭の滝に沿って歩くことができます。
湯滝
竜頭の滝の奥、戦場ヶ原のさらに奥、湯ノ湖から豪快に流れ落ちるのが湯滝。
湯ノ湖のほとりには、ザ・リッツ・カールトン日光にも使われている奥日光湯元温泉の源泉があります。
星野リゾート界日光
ザ・リッツ・カールトン日光のすぐ隣りにあるのが、星野リゾート界日光。
こちらは青緑色の銅葺き屋根が見事。
「すぐ隣だから」と、裏手の道からリッツカールトン日光に行こうとすると、従業員用の通用口に迷い込んでしまうので注意しましょう。
私だって正面から堂々と入りたいんだ…
とりっくあーとぴあ日光
よくあるトリックアート美術館ですが、雨の日など子供を遊ばせるのに重宝しますね。
違う楽しみ方をしている人もいるようですが…^^;
足尾銅山跡
足尾銅山鉱毒事件で有名な足尾銅山ですが、日光から近い所にあります。
トロッコ列車に乗れたり、坑道を歩いて見学できます。
大谷資料館
旧帝国ホテルで利用されたことでも有名な大谷石。
その採掘場跡の広大な地下空間が、資料館として開放されています。
栃木の名産品でもあるので、ザ・リッツ・カールトン日光でもレークハウス周辺などに一部使われています。
ひもかわうどん
足尾銅山経由で東京方面に降りてくると、そこは群馬県桐生市。
桐生市の名物は、不思議な食べ物ひもかわうどん。
特に「めん処酒処ふる川」のひもかわは極太12cm幅^^;
立ち寄った際は、ぜひ食べてみましょう(^^)
まとめ
ということで、日本で5番目のリッツカールトンにして、世界初の温泉付きリッツカールトンであるザ・リッツ・カールトン日光に宿泊してきた様子をお伝えしてきました。
厳選するのも大変だったんだぞ!
ちなみにチェックアウトのときにお守りをもらえます(^^)
ザ・リッツ・カールトン日光はマリオットボンヴォイ参加ホテル。
マリオットボンヴォイポイントでのポイント宿泊も可能です。
リッツカールトンブランドなのでカテゴリー7と高級ですが、オフピークなら50,000ポイントで泊まれるホテルです。
そんなマリオットボンヴォイのポイントをがっつり貯められるのが、SPGアメックスカード。
SPGアメックスは、賢い旅行者なら誰もが持っている必携カード。
今なら、SPGアメックスの紹介入会キャンペーンで最大39,000ポイントを獲得できます。
しかも、カード更新の継続特典では50,000ポイントまでのホテルに無料宿泊できちゃいます。
ザ・リッツ・カールトン日光はオフピークなら50,000ポイント。
ということは、SPGアメックスの無料宿泊特典でも泊まれてしまいます。
あなたも美味しい料理が食べられる素敵なホテルに、お得に泊まって贅沢体験してみませんか?