バリ島現地ツアーで半日観光!ウルワツ寺院ケチャックダンスとブンブバリで夕食
今回のバリ島旅行は、奮発して(無料だけど)セントレジスバリに2泊3日での短い滞在でした。
ホテルの敷地から全く出ずにのんびり過ごすのも長時間セレブ体験ができるので良かったのですが、せっかくバリに来たのでお出かけしてみることにしました。
オプショナルツアーの予約
初めてのバリ島で、「バリ島と言えば・・・」と連想ゲームしてみても何も浮かばず、定番っぽい『ウルワツ寺院のケチャックダンスツアー』をチョイスしてみました。
ケチャックダンス、中学生の頃の音楽の授業の映像だったかで見たような覚えがあります。
確かその時は「ケチャ」と紹介されていたような・・・。
現地ツアーを現地で選ぶのも面倒くさそうなので、出発前に予約しておきました。
オプショナルツアーの予約サイトもいろいろありますが、有名なところではVELTRAさんですね。
moppyやちょびリッチなどのポイントサイト経由で利用すると利用金額の4%のポイントが戻ってきます。
でも、今回利用したのはGO!GO!BALIさんというサイト。
残念ながらポイントサイトの案件は無い様で、自己アフィリエイトはできません。
支払いにクレジットカードが使えないなど、ちょっと使いづらいかもしれません。
「じゃあ、なんでGO!GO!BALIにしたの?」って?
GO!GO!BALIにした理由は、Bumbu Bali(ブンブバリ)という、バリ料理レストランがツアーに入っていたからというだけ。
ウルワツ寺院ツアーもたくさんあって、定番はケチャックダンスからのジンバランビーチでのロブスターBBQらしいのですが、やっぱり「バリに来たならバリ料理」ですよね。
ロビー集合から出発
集合時刻の5分ほど前に部屋に「ロビーに誰か来た」との電話が入りました。
逆にこちらがリゾートだらだら脱力モードだったので、その時点でまだ水着。
ロビーに行くと、日本語ペラペラのガイドさん笑顔で待っていてくれました。
車に案内されると運転手が乗っています。
乗り合いのバスツアーでも構わなかったのですが、贅沢にも一家族なのに二人体制でガイドするんですね。
お土産屋さん
やけにバイクの多いバリの道を進んでいくと、ほどなくしてとあるお店に案内されます。
オプショナルツアーでよくある、お土産屋さんに寄って行くスタイルです。
お土産屋さんにはお菓子やらTシャツやらの他、ガムランなどバリの楽器や伝統工芸品なども置いてありました。
せっかく寄っていただいたのですが、子供がお昼寝してしまい、お買い物を楽しめず何も買えませんでした。
ジャコウネココーヒー(コピ・ルアク、Kopi Luwak)農園
海が見え始めてそろそろウルワツ寺院かなというところで、ガイドさんから、
「少し時間があるからコーヒーを飲んでいきますか」
との提案。
意外と遠くて、ちょっと喉も乾いたので寄ってみることに。
車を降りてしばらく歩くとなんだか動物園のような光景。
「これはジャコウネコですね。」
とガイドさん。
どうやらここはジャコウネココーヒーの農園のようでした。
ジャコウネココーヒーというのは、インドネシア語ではKopi Luwak(コピ・ルアク)と言って、ジャコウネコがコーヒーの実を食べ、消化されずに排出される種(コーヒー豆)を拾い集めて作ったコーヒーのことで、希少性の高い高級品です。
まさかこの檻の中のジャコウネコに無理矢理コーヒーの実を食べさせて作っているわけではないでしょうが、農園ではおばちゃんが焙煎作業をしていました。
席に着くと10種類以上のコーヒーとバナナチップスが運ばれてきます。
「これ全部無料」
とガイドさんが説明してくれます。
どうやら、無料で試飲させてくれるようです。
バニラやらココナッツやらジンジャーやら朝鮮人参やらのフレーバーをつけたコーヒーで、砂糖入りで甘くて底のほうに粉が沈んでいます。
一番おいしかったのはバナナチップスでした。
コピ・ルアクだけは残念ながら有料で、この試飲コーヒーの中には入っていません。
東京で飲んだら一杯数千円するそうですが、ここでは一杯50,000ルピア(400円くらい)で飲むことができます。
試しに飲んでみました。
・・・
正直よくわかりませんでした。
どのコーヒーも併設の売店で購入できます。
ようやくウルワツ寺院へ
ウルワツ寺院につくとsarong(サロン)という腰巻を渡されます。
寺院内は神聖な場所のためこれを身に着ける必要があるんだとか。
階段をのぼって奥へ行こうとすると猿を発見。
ここの猿は凶暴なため、あまり近づいてはいけません。
眼鏡なんかも持ってかれたりするそうです。
日本でも日光などで猿が凶暴化してますよね。
奥まで行くと海が見えてきます。
断崖絶壁に建てられた寺院。
絶景が広がっています。
やっとケチャックダンスが行われる会場が見えてきました。
ケチャックダンスと絶景サンセット
ケチャックダンスはとても人気があり座席は早い者勝ちなので、ちょっと早めに座席を確保します。
ここでガイドさんとはちょっとお別れ。
とにかく観客がたくさん入ってくるので、通路も座席として使用するようで、退路を断たれる形になります。
トイレは済ませておきましょう。
まあ、観客をかき分けていけば降りられますけど。
さあ、始まりますよ。
チャッ!チャッ!チャッ!という掛け声と独特な調べが病みつきになってきます。
じわじわ来るやつです。
ケチャックダンスは『ラーマーヤナ』というヒンドゥー教の神話をもとにしたストーリーで進んでいきます。
ガルーダという鳥やハヌマーンという白い猿などが登場します。
ガルーダはガルーダ・インドネシア航空のガルーダですから、ご存知の方も多いかもしれませんね。
事前知識がなくても、日本語でもストーリーを説明したパンフレットが配布されるので心配はありませんよ。
ハヌマーンは客席に入ってきて客いじりをしてきたりします。
ウルワツ寺院では猿に注意ですね。
普段聞きなれないエキゾチックな調べが流れる中、海のほうを見ればインド洋へと夕日が沈んでいきます。
なんとも幻想的な雰囲気に包まれ、あたりが暗くなり始める頃、突然、魔王がマイクを持って客席いじりを始めます。
この辺から急展開でショー的な要素が強くなり、クライマックスへと盛り上がっていきます。
とりあえず、ハヌマーンが捕らえられ火を放たれます。
火はまたたく間に広がり、あっという間にハヌマーンが火に包まれます。
この後も観客が引きずり出されて強制参加させられたり、めちゃくちゃ盛り上がります。
あまりネタバレしてもしょうがないので、実際に見に行って楽しんでくださいね。
終了後は演者たちと一緒に写真撮影ができます。
ちなみに、写真撮影をしてもらおうとすると威嚇される場合もありますので注意しましょう。
Bumbu Bali(ブンブバリ)でバリ料理ディナー
渋滞にはまらないようにそそくさとウルワツ寺院を後にして、ヌサドゥア地区に戻ります。
道中、車内から小さなお祭りのようなものが何度か見えました。
ガイドさんによると、バリにはケチャックダンスだけでなく、何百何千というものすごい種類の舞踊があり、このような小さなお祭りでも必ず舞踊が行われているんだそうです。
こんな現地についての情報が聞けるので、ガイドさんに案内してもらうオプショナルツアーって結構貴重な体験だったりします。
そんな会話をしているうちに、ようやくBumbu Bali(ブンブバリ)に到着です。
まずは定番のクルプックから。
そして、あっさり味の鶏ひき肉入りスープ。
ライスは白と赤の2種類が出てきます。
そしてメインの大皿料理!