国際結婚カップルの皆さん、帰省の飛行機代、節約できてますか?離婚防止のための節約術
国際結婚をされているカップルの皆さん、帰省にかかる飛行機代をうまく節約できていますか?
年に1回の帰省としても、飛行機代って結構かかりますよね。
近場でも大変なのに、遠方ならなおさらです。
唐突ですが、国際結婚カップルは日本人同士のカップルよりも離婚率が高いってご存じでしょうか。
あまり考えたくありませんが、残念ながら事実のようです。
そして、国際結婚カップルの離婚の原因の中で、経済的な理由も大きな割合を占めていると言われています。
いつまでも共に幸せに暮らすためには、経済的な不安を少しでもやわらげる対策をしておいたほうがよさそうです。
なかでも、国際結婚カップルにとって、特に避けて通れない、帰省にかかる飛行機代を節約するためにどうしたらいいか?
その一つの解決策を提案してみようと思います。
国際結婚カップルにこそおすすめのマイレージでの無料搭乗
- 日本は島国で、食習慣や文化は隣の国とでさえ全く違う。
- そして日本では日本語しか通じない。
- 日本人は感情をあまり表に出さないので、何を考えているかわからない。
故郷の国を離れてそんな日本で暮らす。
いつもと変わらず笑顔を見せてくれるパートナーも、気づかぬうちにストレスを感じているはずです。
そして、
- 「国に帰って母親の作る手料理を食べたい」
- 「国に帰って友達や家族と思いっきりおしゃべりしたい」
少なからず、そんな気持ちを持って生活しているはずです。
ましてや、子どもなんかできたら、
- 「国に帰って、両親に孫の顔を見せてやりたい」
そう思うのは当たり前のことです。
だから、多少お金がかかるとしても、里帰りをさせてあげることはとても重要なことです。
言葉の壁、文化の壁、食習慣の壁を乗り越えて結婚するくらいですから、お互いに相手の言葉、文化、食習慣に対しての理解はあるはずです。
でも、いくら低くなったとしても壁は壁です。
日々生活をしていくうちに小さなストレスが積み重なっていき、やがて・・・、なんてことになりかねません。
国際結婚カップルの里帰り費用は離婚原因の一つ
- 「言葉の壁、文化の壁、食習慣の壁によるストレスを発散、軽減するために里帰りをしてもらおう」
そう考えて、ちょっと無理をしてでも里帰りの回数を増やしてあげる。
とても素晴らしいことです。
是非ともそうすべきです。
ただし、そこでのしかかってくる帰省費用の問題。
- 「国際結婚はお金がかかる」
実はよく言われていることです。
中でも、帰省したり両親を招いたり、帰省費用、とりわけ飛行機にかかる費用が大きな割合を占めます。
本人たちにとっては里帰りですが、はたから見れば海外旅行です。
平均レベルの収入の人たちにとって、海外旅行はまだまだ贅沢なもの。
「年に1回は家族で海外旅行に行きます」
なんていう人は、「お金持ちだね」とか「リッチだね」と言われるくらいです。
国際結婚カップルが離婚する原因の中で、経済的理由も大きな原因の一つとされています。
つまり、何も対策しないと、この出費自体が離婚の原因になってしまうのです。
良かれと思ってやったことも、それでは本末転倒です。
マイルを使えばほぼ無料で飛行機に乗れる
お金でチケットを購入しなくても、飛行機に乗れる方法があるんです。
マイルを使って特典航空券と交換すれば、ほぼ無料で飛行機に乗れるんです!
まあ、そんなことはあなたもご存知ですよね。
マイルを使った特典航空券での搭乗は、ANAなどでは、空港使用料や燃油サーチャージ等が別途かかってしまいますが、これが完全無料の航空会社もあります。
また、LCCでなければ、大きめの荷物を預けるのも無料です。
マイルだと飛行機代タダ!
なんです。
大事なことなので2回言いました。
つまり、
ポイント
マイルをたくさん貯めさえすれば、ずっと無料で飛行機に乗れる
ってことなんです。
じゃあ、どうやってマイルを貯めるのか?
一生懸命クレジットカードで決済して、マイルを貯めている方もいらっしゃるかもしれません。
いつもはお金でチケットを買い、マイルが貯まったら数年に一度、特典航空券を使う。
こんなやり方でしょうか。
マイル還元率1%でも、200万円の決済でやっと2万マイル、それでも一歩リードです。
でも、もっとものすごいスピードでマイルを貯める方法があるんです。
「マイルなんかぜんぜん貯まらないよ」ーいえいえ、そんなことはありません
「そんなこと言ったって、マイルなんかぜんぜん貯まらないよ」
それはあなたがマイルの貯め方を知らないからです。
ポイント
マイルには貯め方があります。
そしてこれは、日本在住であれば誰にでもできる方法です。
飛行機に乗って貯めるのではありません。
クレジットカードの決済で貯めるのではありません。
もったいぶらずに言ってしまうと、
ポイント
ポイントサイトとクレジットカードの入会キャンペーンを利用して貯める
のです。
これを実践することで、最もためやすいANAのマイルであれば、誰でも年間20万マイル以上を貯めることができるのです。
しかも、ほぼ無料でマイルをもらえる方法です。
詳しくは、↓こちらのANAマイレージの貯め方の記事をご覧ください。
これで、少なくとも帰省にかかる費用のうち大半を占める飛行機代に関しては、負担が軽減されました。
ちなみに、私たち家族も2017年は年2回一緒に帰省しました。
2018年8月は同行できませんでしたが、1歳の子供と二人で中国の奥地に帰りました。
ビジネスクラスで。
もちろんマイルを使った特典航空券です。
かかった飛行機代は、幼児運賃含めて43,000マイルと約2万円でした。
もし、チケットを購入したとしたら大人一人でも156,570円かかるところでした。
マイルでの無料帰省、デメリットは?
いいことづくめのように見えるマイルを使った特典航空券での帰省ですが、実はデメリットもあります。
一つの航空会社のマイルで搭乗できる航空会社は限られている
多くの航空会社は他の航空会社とアライアンス(航空連合)という提携を結んでいます。
世界的なアライアンスには3つあり、スターアライアンス、ワンワールド、スカイチームです。
ANAはスターアライアンス、JALはワンワールドにそれぞれ加盟しています。
各航空会社のマイレージは加盟するアライアンスの便も利用できるようになっています。
ポイント
例えばANAマイレージだったら、ANA便だけでなくスターアライアンス加盟航空会社の他、独自に提携する航空会社の便を利用することができます。
中には、シンガポール航空(スターアライアンス)のようにファーストクラスはアライアンスに開放せず、シンガポール航空のマイル(クリスフライヤー)でしか予約が取れないものもあったりします。
各アライアンスはほぼ世界中を網羅しているので、どこの航空会社のマイルを貯めようと、世界中どこでも行けないことはありません。
ただ、マイナーな都市だと、乗り入れている航空会社が少なかったりするので、手持ちのマイルでは行きたい都市にたどり着けない(予約が取れない)といった事態も起こりえます。
故郷は「どこに行こっかなー」なんて選べないので、グーグルフライトなどの便利なサービスを使って、故郷の空港にどの航空会社が乗り入れているか、しっかりチェックしておきましょう。
マイルを使った特典航空券は座席の数が限られている
最も大きなデメリットは特典航空券の予約が取りづらいということです。
人気のない路線であれば、いつでも予約が取れたりするのですが、ゴールデンウィークのハワイ、ニューヨークなど人気路線の直行便の場合なんかは、特に予約が取りづらいです。
おひとり様ならまだまだしも、2人分、4人分の家族のチケットを予約したいとなると無理なことが多いです。
マイルのデメリットを克服するには?
- 一つの航空会社のマイルを貯めるだけだと、搭乗できる飛行機の選択肢が減ってしまう。
- 特典航空券の予約が取りづらい。
この2つのデメリットを解消するにはどうしたらよいか、それぞれの対策方法を見ていきましょう。
マイルを貯めるのではなく、ポイントを貯める!?
例えば、JAL加盟のワンワールドでしか行きたい都市に行けないけれど、ANAマイルしかなくて、JALマイルは持っていない。
こんな時は、あらゆるポイント交換ルートを駆使して無理やりANAマイルからJALマイルに交換するといったこともできなくはありませんが、マイルの絶対数が減ってしまったり、とても時間がかかったり、あまりいいことはありません。
このように、あるマイルから他のマイルに交換するというのは現実的ではありません。
ANAマイルを貯めたならスターアライアンス、JALマイルを貯めたならワンワールドでマイルを消費するのがセオリーです。
ただ、
ポイント
「多くの航空会社のマイルに交換できるポイント」を貯めておき、必要な時に利用したいマイルに交換する
ことで、このデメリットは克服できます。
そんな「多くの航空会社のマイルに交換できるポイント」の中でも、特に利便性が高いのはマリオットリワードのポイントです。
ANAマイルにもJALマイルだけでなく、40以上の航空会社のマイルに交換でき、3ポイント=1マイルの交換比率ですが、6万ポイント以上の交換でボーナスマイルとして5,000マイル余分にもらえます。
6万ポイント = 2万マイル+5千マイル = 25,000マイル
SPGアメックスカードというクレジットカードなら、100円の決済で3マリオットポイントが還元され、200万円のカード利用で6万ポイント獲得できます。
6万ポイントは2.5万マイルに交換できるので、マイル還元率は1.25%とかなり高めのカードです。
もちろん、マリオット系列のホテルの宿泊にも使えて、その場合1ポイント=1円くらいの価値になります。
今なら入会キャンペーンで、10万円の利用で39,000ポイントもらえちゃったりします。
詳しくは↓こちらをご覧ください。
このように、いつでもすぐにマイルに交換できるポイントとして保有しておくことで、帰省だけでなく、いろんなところに行きたいといった場合にも、最終的にマイルへ交換する判断を留保することができます。
国際結婚カップルこそ上級会員(SFC会員)を目指そう!
マイルを使った特典航空券の座席枠ですが、実は上級会員のために確保されている座席もあるのです。
なので、上級会員になることで、マイルを使った特典航空券の予約が格段に取りやすくなります。
毎回3人以上の予約を取らなくてはならない場合、帰省先が人気路線である場合などは特に、上級会員の資格の獲得を目指すべきです。
ANAのANAマイレージクラブ(AMC)の場合、飛行機に乗りまくることで、ダイヤモンド、プラチナ、ブロンズとあるうちのプラチナ以上の資格が得られるとスーパーフライヤーズクラブ(SFC)カードを作成できる権利が得られます。
このカードを発行しSFC会員になると、年会費を払うだけで、SFCカードを解約しない限り、生涯上級会員(SFC会員)の資格を維持できるのです。
このSFC会員になる資格を得るために飛行機に乗りまくる行為を、SFC修行(プラチナ修行、ダイヤモンド修行)と呼んだりします。
さらに、家族カードを発行すれば、その家族は本人が修行していなくてもSFC会員になることができます。
そうすれば、もし、その家族の方が一人で帰省する、なんて場合にも上級会員として扱われるということです。
私も2016年に修行を終え、2017年度はプラチナ会員、2018年度からはSFC会員になっています。
もちろん中国人の妻もSFC会員です。
上級会員(SFC会員)になるとこんなメリットが!
上級会員のメリットは覚えきれないくらいたくさんありますが、そんな中でも大きなメリットを4つご紹介します。
ちなみに、ビジネスクラスに乗るのであれば、空港、飛行機で受けられるサービスなど、予約関連以外のメリットに関してはあまり変わりません。
逆に言えば、スターアライアンス加盟のどの航空会社のエコノミークラスに乗っても、
ポイント
座席や機内食以外はビジネスクラス並みのサービスが受けられる!
ということです。
優先予約、空席待ちも優先で断然予約が取りやすくなる!
前述のとおりですが、何といってもダントツ重要なのがこれです。
ポイント
取りづらい特典航空券が取りやすくなる!
これに尽きます。
預けられる手荷物の重量、個数が増える!預入手荷物の受け取りも優先!
ここも非常に大きなメリットです。
LCCは安いし、座席が狭いのや食事がないのはまだ我慢できるけど、荷物の制限がきつすぎますよね。
特に帰省だとお土産いっぱい持って行ってあげたいので、荷物の量が増えがちです。
フルサービスキャリアはLCCと比べて預けられる手荷物の許容量がもともと多いのですが、上級会員になるとさらに増えます。
例えばANAでは、国際線だと無料手荷物許容量を+1個無料で預かってもらえます。
つまり、エコノミーでも23kgを3個まで預けることができるようになります。
ANA便以外のスターアライアンス便でも個数制で+1個、重量制で+20kgになります。
お土産いっぱいでも全然余裕です。
そして、預けるときにプライオリティタグというものをつけてくれます。
通常はビジネスクラスやプレミアムエコノミークラスに乗ったときにつけてくれるものです。
到着地で手荷物の受け取りをするバゲージクレームで、なかなか自分の荷物が出てこなくてヤキモキした覚え、ありますよね。
バゲージクレームでは、このプライオリティタグをつけられた荷物から順番に出てきます。
正確にはファーストクラスタグ、プライオリティタグ、タグなしの順番です。
このおかげでバゲージクレームでの待ち時間が劇的に短くなります。
これでもうヤキモキしなくて済みますね。
エコノミーでも優先チェックイン!手荷物検査も優先!からの優先搭乗!
特に国際線だと長蛇の列になることの多いチェックインカウンターですが、上級会員であれば、エコノミークラスの搭乗でも、ビジネスクラス用のカウンターを利用することができるようになります。
ANA以外の便であればスターアライアンスゴールドのマークの付いたカウンターです。
ほとんど並ばずに、すんなりチェックインできます。
続いての混雑ポイントである保安検査場(手荷物検査)でも、プライオリティレーンや全世界140以上の空港にあるSTAR ALLIANCE GOLD TRACKという優先レーンを利用でき、ほとんど並ばずに手荷物検査を終えられます。
ただし、残念ながら日本だとプライオリティレーンは成田、羽田のみ、GOLD TRACKは成田のみにしか無いようです。
そして、搭乗ゲートではファーストクラス、ビジネスクラス、子供連れの人とともに、上級会員も優先して飛行機に搭乗することができます。
座席がエコノミークラスでも、上級会員であれば優先搭乗が可能ですので、もう搭乗ゲートであの長蛇の列に並ばなくてもいいんです!
以前は、列に並ぶの大嫌いで、一番最後に搭乗する派でした。
でも、後から登場すると荷物入れがいっぱいで空いている場所を探すのに苦労するんですよね。
ゲートが開く時間ぎりぎりまでラウンジで休んで、長蛇の列を尻目に涼しい顔でスルッとゲートを抜けられます。
このように、主要な混雑ポイントである、
- チェックインカウンター
- 保安検査場(手荷物検査)
- バーゲージクレーム
での混雑、行列を回避することができます。
これは上級会員と関係ありませんが、もう一つの混雑ポイントである入出国審査についても、行列緩和対策が整備されてきています。
日本では自動化ゲートに登録すると審査の列に並ばずに通過できます。
スタンプが無くなりますが、希望すれば押してくれます。
香港や台湾でもすでに同様の仕組みがあります。
エコノミーでもビジネスクラスラウンジで無料でお酒や食事が楽しめる!
実は海外の空港のビジネスクラスラウンジに関してはプライオリティパスというものを持っていれば入れるところが多いかったりします。
国際線のビジネスクラスラウンジは食べ放題、飲み放題です!
混雑緩和のためにビジネスクラス搭乗の人と上級会員だけどエコノミーの人の利用できるラウンジを別にしている空港(航空会社)もあります。
国内線のビジネスクラスラウンジは基本的に食事が置いてありませんが、ソフトドリンクやお酒は飲み放題です。
国内線のANAラウンジには「すなっくみっくすおつまみ」という最強のおつまみが置いてあります。
コンセントもいっぱいあるので、充電し放題です。
まとめ
国際結婚カップルは飛行機代を節約しよう!
- 国際結婚カップルの帰省の飛行機代は、マイルを使った特典航空券で節約しよう!
- マイルには効率的な貯め方がある!
- マイルを使った特典航空券をとことん活用するには、上級会員になろう!
- 一人が上級会員になれば、家族も上級会員になれる!
ANAマイルの貯め方については、↓こちらの記事も参考にしてみてください。