ANAマイルの貯め方【初心者必読!年間20万マイル貯める!】ANAマイル?JALマイル?
今日は誰でも年間20万マイル貯める方法についてお話ししていこう…
マイルの貯め方には実は裏技がある?
富裕層の間でさえも、バカまじめに飛行機代を払うのではなく、賢くマイルを使って移動するのが当たり前になっています。
LCCなどの格安サービスが増えてきて、飛行機は身近なものとなってきましたが、それでも飛行機代は家計にとって結構な負担になります。
もし飛行機代を節約することができたら、もっと気軽に旅行に出かけることができるでしょう。
「マイルなら無料で飛行機に乗れる」
ということだろう…
マイルを貯めるには、マイルを貯めようとしてはいけないということだ…
気でも狂ったか?
マイルには貯め方があります。
これからご紹介する方法を実践すれば、ほぼ無料で無理なく簡単に年間20万マイル以上を貯めることができます。
価値を最大化する使い方をすれば、20万マイルの価値は300万円以上。
しかも、マイルの代わりに20万円以上のお金に現金化することも可能です。
基本的なマイルの貯め方【ANAもJALも共通】
マイルの貯め方の基本は、
マイルの貯め方
- 飛行機に搭乗してフライトマイルを貯める
- クレジットカードの決済で貯める
- クレジットカードの入会キャンペーンで貯める
- ポイントサイトで貯める
- 紹介者側にまわる
の5通りです。
これらをマイルの貯まりやすさで分類すると、マイルの貯め方は、
レベル | マイルの貯め方 | 年間想定獲得マイル |
---|---|---|
初心者 |
|
~3万 |
初級者 |
|
20万~ |
中上級者 |
|
100万~ |
の3段階に分けることができます。
それでは初心者レベルを抜けることができない…
初心者レベルのマイルの貯め方【年間3万マイル】
まだ積極的にマイルを貯めようと意識したことのない人が思いつくマイルの貯め方は、
誰でも知ってるマイルの貯め方
- 飛行機に搭乗してマイルを貯める
- クレジットカードの決済でマイルを貯める
ぐらいでしょう。
コツコツと頑張れば年間3万マイルほど貯めることができるかもしれません。
ただ、この方法だけでマイルを貯めようとしても大きなリターンは望めません。
「マイルなんてぜんぜん貯まらないんですけど…」
と、そのうちマイルを貯めるのを諦めてしまうのが目に浮かびます。
多くの陸マイラーと呼ばれる人たちが大量にマイルを貯めているのは、これらの方法ではありません。
飛行機に搭乗してマイルを貯める
もはや一般常識ですが、飛行機に乗ることでマイルが貯まります。
飛行機に搭乗することで積算されるマイルは、
積算フライトマイルの決定要因
- 搭乗した距離
- 搭乗券の金額
- 予約クラス
- 会員ステータス
- 所有するクレジットカード
などによって変わってきます。
誰もが知っているマイルの貯め方ですが、年に数回乗る程度ではほとんどマイルは貯まりません。
ANA、JALとも似たようなシステムになっています。
ここではANAのフライトマイル積算について詳しく見てみましょう。
ANAのフライトマイル
ANAでは、フライトで積算されるフライトマイルは、基本的に搭乗区間距離(区間マイル)によって決まっています。
さらに、運賃種別または予約クラスによってその積算率が変わってきます。
すなわち、
搭乗で積算されるフライトマイルは、
国内線のフライトマイル
- 区間基本マイレージ×運賃種別積算率×ボーナスマイル積算率
国際線のフライトマイル
- 区間基本マイレージ×予約クラス積算率×ボーナスマイル積算率
という計算で導き出されます。
国内線の運賃別積算率は、
運賃種別 | 積算率 |
---|---|
|
150% |
|
125% |
|
100% |
|
75% |
|
50% |
国際線の予約クラスによる積算率は、
座席クラス | 予約クラス | 積算率 |
---|---|---|
ファースト | F、A | 150% |
ビジネス | J | 150% |
C、D、Z | 125% | |
P | 70% | |
プレエコ | G、E | 100% |
N | 70% | |
エコノミー | Y、B、M | 100% |
U、H、Q | 70% | |
V、W、S、T | 50% | |
L、K | 30% |
のようになっています。
ANAの場合、さらに、
搭乗ボーナスマイル
- ANAカード特典によるボーナスマイル
- ステータス特典によるボーナスマイル
が加算されます。
搭乗ボーナスマイルの積算率は、ANAカードでは、
カードの種類 | 搭乗ボーナスマイル |
---|---|
プレミアムカード | 50%
(50%) |
ゴールドカード | 25%
(40%) |
ワイドカード | 25% |
一般カード | 10%
(35%) |
※( )内はSFCカードの場合
AMCの会員ステータスでは、
会員ステータス | ブロンズ | プラチナ | ダイヤ |
---|---|---|---|
ステータス1年目 | 45%
(40%) |
95%
(90%) |
120%
(115%) |
2年目以降 | 55%
(50%) |
105%
(100%) |
130%
(125%) |
※( )内はANAゴールドカードまたはANAプレミアムカードを所有している場合
のようになっています。
- ANAカード特典
- ステータス特典
のどちらか高い方のみ積算されるスタイルだ
積算されるフライトマイルは、ANAフライトマイル・プレミアムポイントシミュレーションで確認できます。
例えば、
ケーススタディ1
- ANAプレミアムカードを所有する10年目のダイヤモンドメンバーが、東京⇔フランクフルトのファーストクラスに搭乗する場合
を考えると、区間基本マイルは5,928マイルなので、
5,928マイル×予約クラス150%=8,892マイル
に、ボーナスマイルの、
8,892マイル×ダイヤボーナス130%=11,559マイル
が上乗せされるので、最終的に獲得できるフライトマイルは、
8,892マイル+11,559マイル=20,451マイル
となります。
これが、
ケーススタディ2
- ANA一般カード所有のステータスなし会員が、東京⇔フランクフルトをスーパーバリュー75などの割安運賃でエコノミークラスを利用した場合
では、搭乗ボーナスマイルは付かず、最終的に獲得できるフライトマイルは、
5,928マイル×予約クラス30%=1,778マイル
となります。
ANAのフライトマイルの詳細については↓コチラをご覧ください。
https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/tameru/flightmile/
JALのフライトマイルの詳細については↓コチラをご覧ください。
https://www.jal.co.jp/jp/ja/jmb/earn/travel/byflight/index.html
クレジットカード決済でマイルを貯める
クレジットカードの利用でポイントやマイルが還元される、というのも知らない人はいないでしょう。
年会費無料などの一般的なカードでは、10,000円のカード利用で50~100円相当のポイント、つまりポイント還元率0.5~1%程度です。
還元率が最も高いカードであるダイナースプレミアムカード(年会費130,000円+税)でも還元率1.5%です。
中には、航空券の購入で5%還元など、限定した用途や特定のお店での利用、リボ払いの設定などで還元率が上がるカードもあります。
ビジネスや事業の支払いにカードを使えるのであれば、これだけでもかなりのポイントを貯めることができます。
ただ、一般人が生活費として利用する程度では、頑張っても年間1万~3万ポイントが貯まる程度でしょう。
マイルってクレジットカードで貯めるんじゃないのか?
実際にクレジットカードの決済で、1年間にどれくらいのポイントが貯まるかと言うと、
ケーススタディ
- 1年間の支払いを全てカード払いに集約して200万円を利用
- 使ったカードのポイント還元率は1%
とすると、
200万円×1%=2万ポイント
となります。
貯まったポイントを交換レート100%でマイルに交換しても、2万マイルにしかなりません。
このように、飛行機の搭乗やクレジットカード決済のポイントだけでは貯まるマイルはたかが知れています。
しかし、ある方法を使えば、誰でも簡単にこの10倍以上のマイルを貯めることができてしまうんです。
大丈夫なのか…?
初級者レベルのマイルの貯め方【年間20万マイル】
実は、ある方法を使えば、誰でも簡単に年間20万マイル以上貯めることができます。
そのある方法とは、あるサービスを利用する方法です。
そのサービスを利用することで、誰でも年間20万マイル以上貯められるんです。
それを今からお伝えしていきます。
誰でも年間20万マイル以上貯められる方法とは…
それは…
誰でもできる大量マイルの貯め方
- クレジットカードの入会キャンペーンの活用
- ポイントサイトの利用
です。
もったいつけた割に、普通の答えが返ってきたんだ…
この2つのサービスを上手く利用すれば、年間20万マイルぐらいは意外と簡単に貯まってしまいます。
で、案件ってなんだ?
クレジットカードの入会キャンペーンでマイルを貯める
効率よくがっつりマイルを貯めるのであれば、クレッジットカード会社が実施する独自の入会キャンペーンに乗っかるのが手っ取り早いです。
ほとんどの場合、後述するポイントサイトでもらえるポイントとは別枠なので、ポイントを二重取りすることも可能です。
クレジットカードの入会キャンペーンは、たとえば、
のように、指定された条件をクリアすることでボーナスポイントを受け取ることができるというものです。
- 入会するだけで〇〇ポイント
というキャンペーンもありますが、ほとんどが、
- 入会後○ヶ月以内に△円以上の利用で✕✕ポイント
という条件もついてくるので、完全に無料というわけにはいきません。
だからと言って、無理してお金を使う必要はなくて、光熱費、生活費、税金といった、カードの発行に関係なく支払わなくてはならない費用を、カードで支払うかたちに集約すれば良いのです。
それでも使いきれなければどうするんだ?
プリペイドカード等へのチャージ、ドットマネー高額100%還元案件、ごにょごにょ…
とは言え、これらは多くのクレカで禁止されているショッピング枠の現金化のようなもの…
あまり露骨にやりすぎるのは禁物だ…
入会キャンペーンでマイルがたくさん貯まるからと言って、あまり一度にたくさんのクレジットカードを作ろうとすると、多重申し込みと言ってブラック認定されてしまうおそれがあります。
月に2~3枚であれば大丈夫なようですが、だいたい月に1枚程度のペースでカードを作って入会キャンペーンホッピングすれば、かなりのマイルを獲得することができます。
そんなに作って大丈夫なのか?
クレジットカードの旅行傷害保険は足し算になるから、むしろメリットが大きいだろう…
ポイントサイトでマイルを貯める
ポイントサイトというのは、商品やサービスの広告案件がたくさん掲載されているサイトで、
ポイントサイトのシステム
- 利用者が広告案件を利用することで、ポイントという形で報酬が支払われるシステム
になっています。
分かりやすく言うと、よくあるお得なクーポンといっしょだな
販促のためのクーポンを、ポイントという形に変えただけのものだ…
つまり、ポイントサイトでもらえる報酬は、広告主である企業が顧客獲得のための広告宣伝費という形で支払われています。
おすすめ案件としては、
狙い目案件
- クレジットカード発行
- 口座開設系(FX、仮想通貨、証券会社など)
- 回線系(光回線、ポケットWiFi,WiMAXなど)
あたりが獲得できるポイントが多く狙い目。
特にクレジットカード案件は、クレジットカード会社の入会キャンペーンと合わせて利用すれば、ポイントを二重取りすることができるお得な案件です。
ANAカードやJALカードでは、タイミングが合えば、さらに航空会社側のキャンペーンも乗っかっるので三重取りも可能です。
ただ、ハマってしまうとケツの毛までむしられることになりかねない…
何があっても、毎月第一金曜日の米国雇用統計発表時間前後に取引するのだけは避けることだ…飛ぶぞ!
その他、楽天市場やYahoo!ショッピングなどもポイントサイトを通せば、楽天ポイントやYahoo!ポイントとは別枠でポイントを二重取りできたりします。
ちなみに同じ案件でも、ポイントサイトによって得られるポイント額が変わってきます。
ポイントサイトごとの報酬額を比較したい場合は、どこ得というサイトが便利です。
もちろん、法に触れるようなヤバいことをするわけではない…[/st-kaiwa2]
まあ、電話が来たら「もう連絡してこないでくれ」と言えばそれでおしまいだ
登録してない番号からの着信でも発信者情報を表示してくれるアプリもあります。
ポイントサイトでのポイント獲得の実例
実際に、どういった形でポイントがもらえるのか、具体例を見てみましょう。
↓はモッピーいうポイントサイトの実際の画面です。
この例は、auひかり回線を新たに契約するという案件です。
画面から、
- 広告主は株式会社25という会社
- Web申込後の開通完了で34,000ポイントがもらえる
- さらに最大110,000円のキャッシュバックが受けられる
などということが読み取れます。
ポイントサイトによってポイント価値の設定は異なりますが、モッピーのポイントは、
1ポイント=1円相当
と分かりやすい設定です。
もう一つ、今度はクレジットカードの案件を見てみましょう。
↓はちょびリッチというポイントサイトの実際の画面です。
この例は、dカードゴールドを発行するだけという案件です。
画面から、
- 広告主はNTTドコモ
- カード発行で47,000ポイントがもらえる
- さらに最大13,000ポイントの入会キャンペーンも実施中
などということが読み取れます。
ちょびリッチのポイントは、
1ポイント=2円相当
なので、この案件で獲得できるのは23,500円相当のポイントということになります。
それでも、差し引き12,500円相当のポイントに加えて、入会キャンペーンで最大13,000円相当のポイントがもらえるということだ
決して怪しい詐欺話ではないぞ
マイルじゃないじゃないか!
ポイントをマイルに交換する?【マイル交換ルート】
このように獲得したポイントは、↓の画像のようにポイント発行元が提携している他のポイントや電子マネーなどと交換することができます。
また、多くのポイントは現金に交換することも可能だ…
交換先は色々と選べますが、マイルに交換することでポイントの価値を最も高めることができます。
アメックスのポイントなど、交換率100%でマイルに交換できるものはそのままマイルに交換してしまいましょう。
ただ、ほとんどのポイントは、マイルとの直接交換ではマイル交換率30~50%程度でしか交換できません。
つまり、10,000円相当のポイントを持っていたとしても、
10,000ポイント=3,000~5,000マイル
と大きく目減りしてしまいます。
マイルの価値が、
マイルの価値
- 1マイル=2~10円以上
ということを考えても、ちょっと損した感が出てしまいます。
しかし、中にはこれよりも高い交換レートでポイントをマイルに交換できる交換ルートが存在します。
所有しているポイントを直接マイルに交換せずに、交換レートの高い交換ルートを迂回することで、手元に残るマイルをかさ増しすることができるんです。
そんな交換ルートが存在するのか?
ANAマイルならTOKYUルート【マイル交換率75%】
ポイントをANAマイルに交換する場合は、TOKYUルートというマイル交換ルートに乗せるのがセオリーです。
TOKYUルートでの交換手順は、
各種ポイント
↓
ドットマネー
↓
TOKYUポイント
↓
ANAマイル
となっています。
TOKYUルートを通すと、ポイントからANAマイルへの交換レートは75%になります。
つまり、10,000ポイントを所有していたとして、
10,000ポイント=7,500マイル
というレートで交換できるということです。
ちなみに、ソラチカルートやLINEルートという名前を聞いたことがあるかもしれません。
これらのルートは、かつてANAマイル交換ルートのメインルートでした。
以前のメインルート
- ソラチカルート:マイル交換率90%
- LINEルート:マイル交換率81%
ご覧の通り、マイル還元率はTOKYUルートより高いレートでしたが、
ソラチカ、LINEルートの欠点
- 毎月の交換上限が18,000マイルまでとキツい
- マイルの交換に非常に時間がかかる
という欠点もありました。
TOKYUルートについて詳しくは↓コチラをご覧ください。
TOKYUルートが使えないポイントはどうする?
どんなに交換を重ねてもTOKYUルートの入り口であるドットマネーのポイントに交換できないポイントもあります。
そんな場合は、
TOKYUルート代替ルート
- nimocaルート:マイル交換率70%
- JQセゾンルート:マイル交換率70%
という代替ルートを使用することになります。
これらのルートの詳細についてもTOKYUルートとは?をご覧ください。
そもそも、なるべく交換率の高いTOKYUルートに乗せられるポイントを狙って貯めるのが基本だ…
ちなみに、手持ちのポイントをどのようなルートでマイルに交換するのがお得なのかを調べるには、ポイ探というサイトが便利です。
ポイ探の検索窓で交換元と交換先を選択して検索すると、
交換可能なルートが、交換レートや交換期間とともに表示されます。
巨匠はそういった情緒的なものを重視したい…
もし1年で30万ポイントを貯めることができたとして、
- 交換率50%でマイルに交換した場合
- 交換率75%でマイルに交換した場合
を比較すると、
交換率50%でマイルに交換
30万ポイント×50%=15万マイル
交換率75%でマイルに交換
30万ポイント×75%=22.5万マイル
と手元に残るマイルには75,000マイルもの差が出てきてしまいます。
JALマイルならモッピールート
ポイントをJALマイルに交換する場合は、TOKYUルートのような汎用性、交換率ともに高い交換ルートがありません。
しかし、ポイントサイトが独自サービスとしてJALマイル交換レートを上げていたりします。
それがモッピーのドリームキャンペーンです。
モッピーのドリームキャンペーンというのは、
モッピーのJALマイル交換特典
- モッピーポイント12,000ポイントをJALマイルに交換する
- 特定の条件を達成すると、スカイボーナス4,500ポイントがもらえる
- スカイボーナスのプレゼントは一人あたり月1回まで
- 期間を限定されていない常設のキャンペーン
というもの。
通常は、
12,000ポイント=6,000マイル
と50%の交換率での交換となるところ、実質的に4,500ポイントを割り引いた、
7,500ポイント=6,000マイル
と、実質JALマイル交換率80%での交換が実現します。
ドリームキャンペーンの特定の条件とは、
ドリームキャンペーンのクリア条件
- 交換申請時にドリームキャンペーン対象広告を15,000ポイント以上利用
というものです。
ドリームキャンペーン対象広告には『JALドリーム』というマークが付いています。
例えば、先ほど見た、
のような案件をクリアすれば、一撃でドリームキャンペーンの条件もクリアできます。
ANAマイルのような広範囲なポイントに使える交換率の良い交換ルートがほとんどないJALマイルですが、こういったキャンペーンを利用することで、お得にマイルを貯めていくことができます。
でも、これって2年目以降ツラくないですか?【ポイント活動の限界と対処法】
勘の鋭い方ならうっすらお気づきだと思いますが、ポイントサイト案件には、
注意ポイント
- 一度に大量にポイントをもらえる案件には初回限定のものが多い
という避けようのない事実があります。
これはポイントサイトの唯一と言っていいデメリットであり、2年目以降は1年目に比べるとポイントを貯めるのが大変になってきます。
ただ、対処法がないわけではなく、マイルを貯める仕組みを作って習慣化してしまえば、2年目以降も無理なくマイルを貯めていくことができます。
もっと言ってしまえば、
ポイントサイト2年生
- 1年目よりもはるかに大量のマイルを獲得していくことも可能
だったりします。
ということで、その対処法をいくつかご紹介しておきましょう。
どの方法も1年目から使うことができ、マイルの貯まるスピードを加速させることができます。
対処法1:家族でポイントやマイルを合算する
ANAマイラーであれば、ANAカードファミリーマイルというサービスを利用することで、
ANAカードファミリーマイルの規約
- 生計を同一にし、同居する配偶者・同性のパートナーおよび一親等以内の家族
のマイルを合算することができます。
マイルにする前のポイントの形でも合算することが可能です。
ポイントを、
- TOKYUルートの中継点であるドットマネー
- JQセゾンルートの中継点であるGポイント
などに交換する際に、
ポイントサイトのギフトコード
- ドットマネーギフトコード
- Gポイントギフトコード
として交換することができます。
ポイントの譲渡は禁止されていることが多いのですが、ギフトコードは譲渡することが可能です。
家族で貯めたポイントを、そのうちの1人に集約することができます。
例えば、夫婦それぞれでポイントやマイルを貯めて合算する戦略を取れば、単純に2倍のスピードでマイルが貯まっていくということです。
SFC修行を検討している場合などは、修行も速やかに終了することができます。
夫婦や家族で、SFC修行を応援する形ですね。
対処法2:グルメモニター(覆面調査)でマイルを増やす
ファンくるというサービスが代表的ですが、グルメモニターと呼ばれる案件カテゴリーがあります。
グルメモニターとは、
グルメモニターとは
- 一般客を装ってお店で食事をして、その評価アンケートを提出する
というもので、食事代金の一部がポイントでキャッシュバックされるというもの。
いわゆる覆面調査というやつです。
中には利用額の50%~100%が戻ってくる案件もあります。
都市部ほど飲食店も多いので、都市部在住者の方が有利ですね。
グルメモニターの最大のメリットは、
グルメモニターのメリット
- 繰り返し利用が可能
というところです。
月に1~2回は外食される方が多いと思いますが、それをグルメモニター案件にからめるだけで、食事代の一部がマイルに変わるというわけです。
ちなみに、ファンくるで貯まったポイントはマイル交換率75%のTOKYUルートでANAマイルに交換可能です。
対処法3:お金でマイルを買う
表立ってはANAマイルやJALマイルを購入することはできませんが、なぜかヤフオクなんかで売ってます。
相場は、ANAマイル、JALマイルとも、
ヤフオクでのANAマイルの相場
1マイル=2~3円前後
でしょうか。
一度ANAマイルを購入してみましたが、2日程度で反映されました。
明細にはTポイントと記載されていたので、詳細は不明ですが交換率50%のTポイントからの交換を利用しているようです。
ヤフオクでは、ポイントサイトのポイントもギフトコードとして売ってます。
相場は、
ヤフオクでのポイントの相場
1ポイント=1.3~1.5円前後
のようです。
ANAマイルが欲しいなら、ドットマネーのポイントを購入して交換率75%のTOKYUルートに乗せることで、
ヤフオク購入ポイント→ANAマイル
1マイル=1.7~2円前後
で手に入ります。
JALマイルが欲しければ、モッピーのポイントを購入して交換率80%のドリームキャンペーンを利用することで、
ヤフオク購入ポイント→JALマイル
1マイル=1.7円~2円前後
で手に入れることができます。
特典航空券と交換する際のマイルの価値を考えると、
「マイルを特典航空券にしたいけどちょっと足りないなあ。」
なんてときは購入してしまうのも全然ありです。
ちなみに、先ほどご紹介したドットマネーの100%還元高額案件を利用すれば、
ドットマネー100%ポイントバック
- 1ポイント=約1円
でポイントが手に入るので、これをTOKYUルートに乗せてやると、
ポイント
1マイル=1.5円程度
でANAマイルを手に入れることができます。
まあ、ちょっと足りないときだけ利用するのがいいだろう…
対処法4:ブログ等でマイルを稼ぐ
陸マイラーとして次のステージに行けるのが、
情報発信で獲得マイルの桁が変わる
- ブログ
- ツイッターやインスタグラムなどのSNS
- YouTube
などを使った情報発信です。
ハマれば獲得できるマイルの桁が変わってきます。
軌道に乗るまでに時間はかかりますが、おそらく一般人が100万マイルを突破可能な唯一の方法ではないでしょうか。
中級者~上級者レベルのマイルの貯め方【年間100万~1,000万マイル】
クレジットカードの入会キャンペーンやポイントサイトの利用では、「何不自由なく使える」と言えるほどのマイルを貯めるのはキツイかもしれません。
ということで、すでに答えを言ってしまいましたが、年間100万マイル~1,000万マイル貯めるには、
中級~上級者のマイルの貯め方
- ポイントサイトの友達紹介制度を利用してダウン報酬を発生させる
- クレジットカードの紹介制度を利用して紹介ボーナスを受け取る
のように、ブログなどを通じて紹介を行っていくというのが必要になってきます。
ポイントサイトの友達紹介制度を利用して報酬を得る
多くのポイントサイトでは、友達紹介制度が設定されています。
紹介制度とは、ポイントサイトを紹介してサイトへの会員登録をしてもらうことで、紹介する側、紹介される側の双方に100円~500円相当のポイントがプレゼントされるというものです。
これだけでは、何人紹介しても獲得できるポイントは雀の涙です。
登録時のプレゼントポイントに加えて、ほとんどのポイントサイトでは、
ポイントサイトの2ティア制度
- 紹介された側の人がポイントサイトの案件を利用して得たポイントの数%が紹介した側の人にも入ってくる
- 紹介人数が増えるとポイントバック率が上がっていくポイントサイトもある
- ルールの変更や紹介された側の人が退会するなどしない限り、半永久的に続く
のような、2ティア報酬あるいはダウン報酬と言われる報酬がもらえる制度が設けられています。
ポイントサイトによってルールが微妙に異なりますが、紹介すればするほどリターンが得られる仕組みになっています。
おすすめのポイントサイト
ポイントサイトと一口に言っても、その数は両手の指では数え切れないほどあります。
そんな中でも、マイルを貯めるのにおすすめのポイントサイトは、
ポイントサイト | 特徴 |
---|---|
モッピー | JALマイルへの実質交換率80%とJALマイルを貯めるなら必須。ANAマイルへの交換でも独自のキャンペーンで実質交換率86.3%に。 |
ハピタス | かつて陸マイラーと言えばハピタスでした。『みんなdeポイント』コーナーが狙い目。 |
ちょびリッチ | クレジットカード案件でもらえるポイントは最強。ただし、ちょびリッチのクレカ案件のほとんどがダウン報酬対象外… |
ファンくる | グルメモニターと言えばファンくる。グルメモニター案件は繰り返し利用ができるので重宝。 |
です。
この他にも、ECナビやポイントインカム、ポイントタウン、げっとまなどがあります。
ただ、ポイントを交換する際に必要な最低ポイント数が設定されているサイトがほとんどなので、まずは↑の表のポイントサイトを中心に集中してポイントを貯めていくのが良いでしょう。
クレジットカードの紹介制度を利用して報酬を得る
クレジットカードの中には、ポイントサイトを介さずとも直接紹介することで報酬が得れるものがあります。
中でもずば抜けて紹介報酬額が大きいのがアメックス(AMERICAN EXPRESS)の紹介制度です。
ハマれば年間1,000万マイル越えも見えてくるぞ
アメックスの紹介制度
アメックスの紹介制度は、アメックスのカードを所有していれば誰でも参加することができます。
持っているカードの種類によって、紹介時に得られる報酬が以下のように変わってきます。
所有するカード | 特典報酬 |
---|---|
アメリカン・エキスプレス・カード | 7,500ポイント |
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 10,000ポイント |
プラチナ・カード | 15,000ポイント |
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード | 7,500ポイント |
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード | 10,000ポイント |
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード | 15,000ポイント |
ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 3,000ポイント |
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 10,000ポイント |
ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード | 10,000ポイント |
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード | 3,000マイル |
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 10,000マイル |
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード | 7,500ポイント |
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カード | 10,000ポイント |
スターウッド プリファード ゲストアメリカン・エキスプレス・カード | 30,000ポイント |
この中で特殊なのが、スターウッド プリファード ゲストアメリカン・エキスプレス・カード(通称SPGアメックス)です。
どのカードも全てのカードの紹介が可能ですが、SPGアメックスのみSPGアメックスしか紹介することができません。
得られるポイントもアメックスのポイントではなく、マリオットBonvoyポイントとなっています。
また、プラチナカードを紹介した場合は、手持ちのカードの種類を問わず、ボーナスとしてさらに15,000ポイントがもらえる仕様です。
ルールとしては、持っているカードごとに得られるポイントの上限が年間20万ポイントまで(SPGアメックスのみ60万ポイントまで)となっています。
これを越える紹介を行った場合は、アメックスアンバサダーの招待を待たなければなりません。
アメックスアンバサダーに招待されれば、紹介報酬の上限がなくなり、上限を越えて保留になっていた分も提供されます。
巨匠は越えた分は消えてなくなると思って、紹介元のカードを転々としてしまった…
アンバサダーの招待は6月あたりと年末の年2回ほど行われていると推測される…
紹介制度の規約のページには上限を越えて紹介したい場合の連絡先電話番号が載っているが、問い合わせてもアンバサダー制度の詳細については教えてはくれない…
マイルを貯めるならANAとJALどっちがおすすめ?
日本のナショナルフラッグキャリアとなりうる航空会社はANAとJALの2社。
事あるごとに、ANA派、JAL派と分かれてどちらが素晴らしいかという論争が巻き起こっていますが、マイルを貯めることに関してどちらがオススメなのでしょうか?
ただ、ある程度年齢が行くと、きのこの山の良さというのが分かってくるものだよ…
マイルが溜まりやすいのはANAマイル
ANAマイルの場合、
ANAマイル交換ルート
- TOKYUルート:マイル交換率75%
- JQセゾンルート・nimocaルート:マイル交換率70%
を通してあらゆるポイントを高いマイル交換率で交換することが可能です。
一方で、各種ポイントからJALマイルへの交換は、モッピーのドリームキャンペーンを使えばマイル交換率を実質80%に上昇させることはできますが、それ以外では最大でもマイル交換率50%となっています。
マイルの貯まりやすさで言えば、あらゆるポイント高いレートで交換してマイルに集約することのできるANAマイルに軍配が上がります。
少ないマイルで飛行機に乗れるのはANA
国内線特典航空券の必要マイル数は、
区間(片道) | ANA | JAL |
---|---|---|
東京⇔札幌 | 7,500
(9,000) |
7,500 |
東京⇔大阪 | 6,000
(7,500) |
6,000 |
東京⇔福岡 | 7,500
(9,000) |
7,500 |
東京⇔沖縄 | 9,000
(10,500) |
7,500 |
東京⇔石垣 | 10,000
(11,500) |
10,000 |
大阪⇔沖縄 | 7,500
(9,000) |
7,500 |
※単位はマイル。( )内はハイシーズンの必要マイル数。
のように、年間を通して必要マイル数が変わらないJALの方が、お得に登場することが可能です。
国内線特典航空券の必要マイル数についての詳細は公式サイトをご覧ください。
一方、国際線特典航空券で比べてみると、エコノミークラスでは、
区間(往復) | ANA | JAL |
---|---|---|
東京⇔上海 | 20,000
(23,000) |
20,000
~140,000 |
東京⇔香港 | 20,000
(23,000) |
20,000
~134,000 |
東京⇔シンガポール | 35,000
(38,000) |
24,000
~148,000 |
東京⇔ホノルル | 40,000
(43,000) |
40,000
~214,000 |
東京⇔シドニー | 45,000
(50,000) |
36,000
~144,000 |
東京⇔ニューヨーク | 50,000
(55,000) |
50,000
~270,000 |
東京⇔パリ | 55,000
(60,000) |
52,000
~282,000 |
※単位はマイル。( )内はハイシーズンの必要マイル数。
のようにほとんど変わりませんが、ビジネスクラスで見ると、
区間(往復) | ANA | JAL |
---|---|---|
東京⇔上海 | 40,000
(43,000) |
48,000
~192,000 |
東京⇔香港 | 40,000
(43,000) |
48,000
~160,000 |
東京⇔シンガポール | 60,000
(63,000) |
80,000
~278,000 |
東京⇔ホノルル | 65,000
(68,000) |
80,000
~448,000 |
東京⇔シドニー | 75,000
(80,000) |
80,000
~356,000 |
東京⇔ニューヨーク | 85,000
(90,000) |
100,000
~788,000 |
東京⇔パリ | 90,000
(95,000) |
110,000
~782,000 |
※単位はマイル。( )内はハイシーズンの必要マイル数。
と、ANAの方が必要マイル数が少なくなっています。
繁忙期のビジネスクラスは手が出ない感じだな…
ただ、ファーストクラスにはPLUSの設定がないぞ
ファーストクラスの必要マイル数は、
区間(往復) | ANA | JAL |
---|---|---|
東京⇔上海 | 設定無し | 72,000 |
東京⇔香港 | 設定無し | 72,000 |
東京⇔シンガポール | 1050,000
(114,000) |
100,000 |
東京⇔ホノルル | 120,000
(129,000) |
100,000 |
東京⇔シドニー | 設定無し | 100,000 |
東京⇔ニューヨーク | 150,000
(165,000) |
140,000 |
東京⇔パリ | 165,000
(180,000) |
160,000 |
※単位はマイル。( )内はハイシーズンの必要マイル数。
となっています。
マイルを使った特典航空券は、ビジネスクラスやファーストクラスを利用することでマイルの価値を最大化できます。
ビジネスクラスでの利用を考えると、ANAに分があるということになります。
一方でファーストクラスとなると、JALの方が必要マイル数は少なくなります。
国際線特典航空券の必要マイル数についの詳細は、公式サイトをご覧ください。
特典航空券が取りやすいのはJAL?
どちらも人気路線のビジネスクラスやファーストクラスは予約が取りづらくなっています。
特にGWやお盆休みなどはプラチナチケット化しています。
JALではJMBダイヤモンド、JGCプレミアというステータスを持っていれば、国際線特典航空券でも先行予約特典で優先的に予約を取ることが可能です。
ANAではダイヤモンド、プラチナのステータス会員には通常より多い座席枠が割り当てられています。
こういった要因でも特典航空券の予約の取りやすさが変わってきますが、総じてANAの方が取りづらい傾向があると言われています。
また国内線において、ANAには特典航空券を利用できない除外日がありますが、JALには除外日がなくいつでも利用することが可能です。
ANAマイル、JALマイルとも提携航空会社の特典航空券と交換することが可能だ…
- ANAマイルで利用できるのは、主にスターアライアンス加盟の航空会社
- JALマイルで利用できるのは、主にワンワールド加盟の航空会社
となっている…
とりあえずマイルが貯まることが大切であり、チケットの取りやすさは後で考えればいいと思うがな…
ANA、JAL以外のマイルを貯めたほうがお得?
ANA、JAL以外のマイルを貯める第三の道もあります。
ANAはスターアライアンス、JALはワンワールドというアライアンスに所属していますが、
マイルは他社便にも使える
基本的に各アライアンス内であれば、どの航空会社のマイルも他社の特典航空券と交換することが可能
です。
このルールをうまく活用すれば、ANA便やJAL便であっても、ANAやJALの純正マイルより他社マイルの方がお得に飛行機に乗ることができちゃったりします。
ユナイテッド航空のUAマイルでANA便にお得に乗れる
例えばANAの国内線を同じスターアライアンスのユナイテッド航空のUAマイルを使って予約すると、片道に必要なマイル数は、
UAの日本国内線必要マイル
800マイル以下の行程:5,000マイル
800マイルを超える行程:8,000マイル
となります。
つまり、
区間(片道) | ANA | UA |
---|---|---|
東京⇔札幌 | (6,000)
7,500 |
5,000 |
東京⇔大阪 | (5,000)
6,000 |
5,000 |
東京⇔福岡 | (6,000)
7,500 |
5,000 |
東京⇔沖縄 | (7,000)
9,000 |
8,000 |
東京⇔石垣 | (8,500)
10,000 |
8,000 |
大阪⇔沖縄 | (6,000)
7,500 |
5,000 |
※単位はマイル。( )内はローシーズンの必要マイル数。
と、ローシーズンでもほとんどの場合、本家ANAマイルよりも少ないマイル数でANA国内線に搭乗することができたりします。
ブリティッシュ・エアウェイズのBAマイルでJAL便にお得に乗れる
JALの国内線の場合は、ブリティッシュ・エアウェイズのBAマイル(Avios)を使って予約すると、片道に必要マイル数は、
BAの日本国内線必要マイル
- 650マイル以下の行程:6,000マイル
- 651~1150マイルまでの行程:9,000マイル
- 1151~2,000マイルまでの工程:11,000マイル
となります。
JALの必要マイル数と比較すると、
区間(片道) | JAL | BA |
---|---|---|
東京⇔札幌 | 7,500 | 6,000 |
東京⇔大阪 | 6,000 | 6,000 |
東京⇔福岡 | 7,500 | 6,000 |
東京⇔沖縄 | 7,500 | 9,000 |
東京⇔石垣 | 10,000 | 11,000 |
大阪⇔沖縄 | 7,500 | 9,000 |
のように、路線によってはBAのマイル(Avios)のほうがお得になるという感じです。
この他にも他社マイルがお得な路線は隠れている
この他にも他社マイルでお得に乗れる路線というのは意外と存在しています。
例えば、ワンワールドに所属予定のアラスカ航空のマイルを使うと、
JAL東南アジア路線の例
東京⇔シンガポール
東京⇔バンコク
といった東南アジア路線のビジネスクラスが往復50,000マイルで乗ることができちゃいます。
JALマイルの基本マイルでは往復80,000マイルなので、3万マイルもお得に乗れてしまうということです。
このように同じ路線なのに必要マイル数に大きな乖離がある状況は、すぐに是正されてしまう事が多いのですが、運良く利用できればめっちゃ得した気分になれます。
海外のマイルは直接購入できることも多いです。
ANAマイルやJALマイルにこだわらずに、こういったいろいろなマイルを使ってみたいという場合は、マリオットボンヴォイアメックス・プレミアムというクレジットカードが便利です。
マリオットボンヴォイアメックス・プレミアムで貯まるポイントは、ANA、JAL、UA、BA、アラスカ航空を含む40以上の航空会社のマイルに交換することが可能です。
大量マイルを貯める鍵はクレジットカードにあり?
クレジットカードの決済だけでは大量マイルを貯めることは難しいかもしれません。
それでも、効率よくマイルを貯めていくためにはクレジットカードが必要になってきます。
クレジットカードごとに付随する機能である、
ポイント
- 決済での高いマイル還元率
- マイル交換率の高い交換ルート
- 一気に大量マイルが貯まる入会キャンペーン
- マイル長者を目指すなら活用すべき紹介制度
などを総動員することで、桁違いにマイルが貯まる可能性が高まります。
ANAマイラーにおすすめカード
ANAマイルを中心に貯めていくANAマイラーにおすすめのカードは、次の4種類です。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード【TOKYUルートに必須】
ANAマイルを貯めるために必須と言えるカードが、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)です。
ポイントからANAマイルへのマイル交換率75%のTOKYUルートを利用できる唯一のクレジットカードです。
ポイントサイトを中心にマイルを貯める場合には必須となります。
ただし、ANA主催のANAカード入会キャンペーンは、最初の1枚にのみ適用されることが多いので、作るなら2枚目のANAカードとして作ったほうがマイルは溜まりやすいです。
ANA東急カードについて、詳しくは↓コチラをご覧ください。
ANAアメックスゴールドカード【入会キャンペーンの鬼】
マイル還元率としては1%と普通ですが、年間を通して大盤振る舞いな入会キャンペーンを打ち続けているANAアメックスゴールドカード。
とりあえず入会してキャンペーンでごっそりマイルがもらえるというだけでも素敵なのですが、
ANAアメックスゴールドのメリット
- 貯まったポイントをANAマイルに無制限に交換できる
- ポイントのマイル交換率は100%
- ポイントの有効期限がない
- カード紹介報酬は10,000ポイント(10,000マイル相当)
のように、ANAマイルを貯めるという面でも最強のポテンシャルを持っています。
頑張って紹介しましょう。
ANAアメックスゴールドについて、詳しくは↓コチラをご覧ください。
ANA VISAワイドゴールドカード【マイル還元率最大1.35%】
ANAカードのゴールドカードの中で、家族カードを含めた年間維持費を最も抑えられるのがANA VISAワイドゴールドカード。
SFC修行を終えたなら、SFCカード化するのに最適です。
ANA VISAワイドゴールドのメリット
- マイル還元率最大1.35%
- お得な年会費割引あり
- VISAだしどこでも使える
と、使い勝手の良いカードです。
ゴールドカードの恩恵を受けながら年会費を抑えたい人にはぴったりです。
残念ながら、三井住友カード主催の入会キャンペーンに関しては、ここ最近は実施されていません。
ANA側のキャンペーンは頻繁に実施されているのが救いだ…
ANA VISAワイドゴールドカードについて、詳しくは↓コチラをご覧ください。
マリオットボンヴォイアメックス・プレミアムカード【マイル還元率最大1.25%】
マイル還元率は最大1.25%と、ANA VISAワイドゴールドカードには負けますが、そこそこ高い還元率を誇るのがマリオットボンヴォイアメックス・プレミアムカード。
このカードで貯まるポイントは、
MBアメックスPのメリット
- 入会するだけでマリオットBonvoyのゴールドエリート会員資格が付与される
- ポイントを使ってマリオット系列のホテルに宿泊可能
- ポイントは、ANAやJALを始めとして世界40社の航空会社のマイルに交換可能
- ANAマイル、JALマイルに交換した場合のマイル還元率は最大1.25%
- マリオット系列のホテルで利用すると15%以上ポイント還元
というオールマイティなカードです。
アメックスなので年会費は49,500円(税込)と高額ですが、
MBアメックスPの入会・更新特典
- 入会特典でマリオット系ホテルに1泊宿泊できるほどのポイントがもらえる
- 更新時には無料宿泊特典サーティフィケイトがもらえる
などのメリットがあります。
そしてこのカードに手を出すわけだ…
毎回マリオット系列ホテルに泊まってしまうようになるんだ…
マリオットは世界最大のホテルグループ…全世界どこに行ってもあるからな…
そうなったらマリオットの思う壺だ…
きょ、巨匠ほどの人間がこの程度の顧客囲い込み戦略に屈するわけにはいかないんだ!
「ラウンジだ!ただ酒、ただ飯だ!」
って言ってたじゃないか?
マリオットボンヴォイアメックス・プレミアムについて、詳しくは↓コチラをご覧ください。
JALマイラーにおすすめカード
JALマイルを中心に貯めていくJALマイラーにおすすめのカードは、次の2種類です。
CLUB-Aカード
JGC修行をする予定があるなら、JALカードはJGCカード化が可能なCLUB-Aカード以上を作っておきましょう。
ノーマルのJALカードはJGCカード化ができません。
CLUB-Aカードは、
CLUB-Aカードの年会費
- 本会員の年会費:10,000円+税
- 家族カードの年会費:3,500円+税
ですが、
JGCカード化すると、
JGC CLUB-Aカードの年会費
- 本会員の年会費:10,000円+税
- 家族カードの年会費:10,000円+税
と本会員と家族会員の年会費が同じになります。
家族会員もJGCのサービスが同等に受けられるから、こういう形になっているんだろう…
SFC家族会員の年会費を抑えられるANAのSFCカードと比べると、JALのJGCカードは年間維持費が高額になってしまいます。
家族カードの発行を考えているのであれば、ノーマルのCLUB-Aカード一択となります。
付属するカードブランドは好みで選んで構いませんが、どこでも使えるVISAやマスターが無難でしょう。
JALカードについて詳細は↓コチラをご覧ください。
https://www.jal.co.jp/jalcard/index03.html
マリオットボンヴォイアメックス・プレミアムカード
ANAマイラーにおすすめのカードにも登場したマリオットボンヴォイアメックス・プレミアムカードですが、JALマイラーにも同等にオススメのカードです。
アメックスのカードはANAマイルを貯めるには申し分ないのですが、JALマイルに関しては基本的に交換ルートがありません。
アメックスカードの中で唯一JALマイルに交換可能で、かつ還元率も1.25%とそこそこ高いというJALマイラーには嬉しいカードです。
JALカードはJGCステータス用と考えて、このカードをメインで使用していくのが良いでしょう。
あとは、頑張って紹介しましょう。
その他、海外旅行に有用なカード
マイルを貯めはじめると、海外旅行に行く機会も増えてきます。
海外旅行に行く際に持っておくと便利な年会費無料カードをいくつか紹介しておきます。
エポスカード
海外で病気や怪我をしてしまって病院にかかると、日本では考えられない金額を請求されることが多いです。
なので、万が一海外旅行時に病気や怪我をしてしまったときのために旅行傷害保険には必ず入っておくべきです。
多くのクレジットカードには旅行傷害保険が付帯しています。
ゴールドカードレベル以上であれば旅行傷害保険が自動付帯となっていることが多いのですが、一般カードでは付帯していたとしてもほとんどのものが利用付帯となっています。
エポスカードは年会費無料のカードですが、けがで200万円、病気では270万円までの旅行傷害保険が自動付帯となっています。
クレジットカードの旅行傷害保険は、所有している全てのカードでカバーされている金額が足し合わされて適用されます。
エポスカードを発行すれば、すでにプラチナカードなどを所有していて手厚い保険が付帯している人でも、
エポスカードは頻繁に利用することで、ゴールドカードへのインビテーション(招待状)が来ることがあります。
インビテーションでゴールドカードに切り替えた場合、通常5,000円+税の年会費が無料で利用できるようになります。
無料なのにメリットだらけだから、必ず発行しておいたほうがいいだろう…
エポスカードについて詳しくは↓コチラをご覧ください。
https://www.eposcard.co.jp/index.html
セディナカードJiyu!da!
海外に通貨を利用する際に、空港などで両替すると手数料やスプレッドでかなりごっそり持っていかれてしまいます。
外国の通貨を手に入れるのに最終的に最もお得なレートになるのが、クレジットカードの海外キャッシングを使う方法です。
海外キャッシングの為替レートは、カードの国際ブランドによって異なります。
通貨によっても変わりますが、為替レートが比較的良い国際ブランドは、だいたいJCBかマスターなのでどちらかを選べばOKです。
セディナカードJiyu!da!は、この為替レートの良い国際ブランドであるJCB、マスターとも選択が可能で、さらに支払う金利まで抑えることができます。
このカードは、海外キャッシング利用後、明細が上がってきたらすぐにペイジーでネット上から繰り上げ返済することができます。
毎月のカードの支払額が決定するのを待たずに数日で返済が可能ということです。
返済までの期間が短いということは、発生する金利を限りなく少額にに抑えられるということになります。
財布に入っていたら、「あ…この人…(察し)」って思われそうだからなぁ…
年会費も無料なので、海外旅行の際にはぜひ携帯しておきたいカードです。
セディナカードJiyu!da!について詳しくは↓をご覧ください。
https://www.cedyna.co.jp/card/lineup/detail/jiyuda/
20万マイルで何が出来る?【マイルの価値】
マイルというのは使い方によって、その価値が大きく変わってきます。
言い方を変えれば、マイルの価値にレバレッジをかけることができるのです。
基本的には、
マイルの価値を最大化する方法
- マイルの価値を最も高める使い方は、特典航空券との交換
です。
マイルの価値は、一般的に、
1マイル=2円程度
とされていますが、マイルをビジネスクラスやファーストクラスの特典航空券と交換すると、
1マイル=16円以上
まで高めることができます。
特典航空券とはマイルと交換できる航空券のことで、普通に購入する有償航空券とはちょっと性質が異なります。
ただし、ANAやJALをはじめとした多くの航空会社の特典航空券では、
特典航空券には別途諸費用がかかる
- 別途、燃油サーチャージや空港使用料、税金などの諸費用を支払う必要がある
ことには注意しましょう。
ちなみに、同じ便であればクラスによって諸費用の金額には変わりがありません。
- ANA SKYコイン
- eJALポイント
などは使用することができない…
ウザいわぁ…めっちゃウザいわぁ…
では、20万マイルで一体どんなことができるのでしょうか?
ANAマイルの例で見ていきましょう。
1.国際線特典航空券:東京⇔NYをファーストクラスで往復【15万マイル=約220万円】
なんと夢のファーストクラスにだって乗れちゃいます。
羽田からニューヨークにファーストクラスで行くとして、普通に有償で航空券を買うと、安い時でも120万円前後、高い時だと220万円前後かかります。
マイルを使った特典航空券だと同じ路線を150,000マイル(ハイシーズンだと165,000マイル)で乗ることができます。
ちなみにマイルの価値は、
- 1マイル=約15円
だな…
2.国際線特典航空券:3人家族で羽田⇔ホノルルをビジネスクラスで往復【19.5万マイル=約160万円)
ビジネスクラスであれば、家族旅行だってできちゃいます。
東京(羽田)からハワイ(ホノルル)のビジネスクラスは、普通に有償の航空券を買うと往復で30万円前後から、お正月などは70万円前後かかります。
3人分だと、90万~210万円かかることになります。
マイルを使った特典航空券だと、同じ路線を65,000マイル(ハイシーズンだと68,000マイル)で乗ることができます。
この例では3人分なので195,000マイルになります。
ちなみにマイルの価値は、
- 1マイル=約8円
だ…
3.国内線特典航空券:羽田⇔那覇を普通席で10往復(18万マイル=約37万円)
もちろん国内線でも使えます。
東京(羽田)から沖縄(那覇)の普通席は、仮に有償で航空券を購入すると往復で2~7万円前後です。
マイルを使った特典航空券だと、同じ路線をレギュラーシーズンなら18,000マイルで乗ることができます。
つまり200,000マイルあれば、11往復してもお釣りが来るような状況です。
国内線特典航空券は諸費用がかかりませんから、マイルだけでほぼ毎月沖縄に行けてしまうということです。
ちなみにマイルの価値は、
- 1マイル=約2円
だな…
国内線特典航空券の注意点
ただし、国内線ではかなり格安の運賃が設定されていて、特典航空券と比較すると1マイルの価値が1円を下回ってしまうような場合も出てきます。
そんな場合は、ANAマイルをANA SKYコインに交換して有償航空券を購入することで、
ANAマイル→ANA SKYコインの交換レート
- 1マイル=最大1.7円
まで上昇させることができます。
4.ファーストクラス世界一周やSFC修行でANAプラチナメンバー(スターアライアンスゴールド)も目指せる
数十万マイル貯めることができれば、ファーストクラスで世界一周も夢ではありません。
また、貯めたマイルをANA SKYコインに交換して飛行機に搭乗しまくれば(修行といいます)、ANAの上級会員であるプラチナメンバーやダイヤモンドメンバーになることも可能です。
プラチナやダイヤを達成すれば、持っている限りプラチナメンバーとほぼ同等の待遇を受けられるSFC(スーパーフライヤーズクラブ)カードを作成できるようになります。
SFC会員は同時にスターアライアンスゴールド会員資格も付与されているので、スターアライアンス加盟の航空会社を利用する際にも、優先搭乗やラウンジの使用などの特典を受けることができます。
せっせとポイントを貯めてマイルへと集約していくことで、普通ではやろうと思ってもできないような体験をすることが可能になるんです。
- マイルの価値=プライスレス
と言ってもいいかもしれないな…
まとめ
マイルの貯め方には、
レベル | マイルの貯め方 | 年間想定獲得マイル |
---|---|---|
初心者 |
|
~3万 |
初級者 |
|
20万~ |
中上級者 |
|
100万~ |
と3段階の貯め方があります。
マイルそのものを貯めようとすると、なかなか思うようにマイルは貯まりません。
大量マイルの貯めるための考え方1
- マイルを貯める = ポイントを貯める
ということに気付けば、いろいろな手段でいろいろなポイントを貯めて、
大量マイルを貯めるための考え方2
- あらゆるポイントをマイルへと交換する
ことで、数十万マイルを貯めることもそれほど難しくなくなります。
ただ、食べて寝ているだけではマイルは貯まらないんだよ…
ANAマイルが貯まったらどう使う?コスパの良いマイルの交換先などANAマイルの使い方については↓をご覧ください。