マイルを交換！【ANAマイルの使い方】ANAマイレージは飛行機に乗れるだけじゃない？

あらあら、お二人ともマイルの使い方について、それぞれの考えがあるようですね…

ANAマイルの交換先は特典航空券だけじゃない？

先に結論を言ってしまえば、最もおすすめするANAマイルの使い方は特典航空券への交換です。

特典航空券への交換は、ANAマイルの価値をグンと高める使い方でもあります。

しかし、ANAマイルの使いみちや交換先というのは意外とたくさん用意されています。

ANAマイルの有効期限は3年

ANAマイルは、マイル口座に加算されてから3年間で失効してしまいます。

という陸マイラーがマイルを貯める基本方針を知っていれば、ANAマイルを3年で使い切れないという事態はそうそう起きません。

なぜなら、特典航空券に交換できるほどのマイルがすぐに貯まるから。

マイルを有効期限切れで失効させてしまう大きな原因は、

ということに尽きます。

実は、マイルの有効期限を無期限にする方法もあったりします。

それについては、この記事の最後で詳しく説明しています。

→マイルの有効期限を無期限にする方法を見る

特典航空券以外にANAマイルを交換する場面

ANAマイルの交換先は特典航空券一択と言うのなら、他の交換先の存在意義はあるのでしょうか？

どうしても使い切れずに失効しそうなマイルがあるのなら、特典航空券以外に交換してみるのもいいかもしれません。

特典航空券を除くほとんどの交換先は、

として必要マイル数が設定されています。

なので、どれに交換しようが得とか損とか言う話ではありません。

また、人によって何に価値を見出すかという価値観も異なるので、どれに交換するのが良いとは一概には言えません。

では、ANAマイルの交換先について解説していきましょう。

特典航空券に交換する【1マイル＝最大16円以上】

ANAマイルを最も有効に使用できるオススメの使い方は、特典航空券への交換です。

単純にマイル価値を高めるお得な使い方であるだけでなく、

というメリットもあります。

一言に特典航空券と言っても、

のようにクラスに分かれます。

どのクラスの特典航空券に交換するかでマイルの価値が変化しますが、最もマイルの価値を高める使い方は、

です。

国際線では、スターアライアンスなど提携航空会社の特典航空券にも交換可能です。

つまり、ANAマイルさえあれば、

ということになります。

ただし、

などのデメリットもあります。

国際線ファーストクラス特典航空券【1マイル＝8～16円】

例として、

という状況で、国際線ファーストクラスの運賃と必要マイル数を比較すると、

	有償航空券	特典航空券	マイル価値
東京⇔ニューヨーク	1,309,000円 ～2,295,000円	150,000マイル	8.7円～15.3円
東京⇔ロンドン	1,410,000円 ～2,778,000円	165,000マイル	8.5円～16.8円

となり、マイルの価値は、

となります。

マイルを使った特典航空券は変更が可能なので、実質的には、

の価値と言うことができます。

国際線ビジネスクラス特典航空券【1マイル＝6～16円】

国際線ビジネスクラスでの運賃とマイル数は、

	有償航空券	特典航空券	マイル価値
東京⇔ニューヨーク	745,000円 ～1,371,000円	85,000マイル	8.7円～16.1円
東京⇔ロンドン	610,000円 ～1,402,000円	90,000マイル	6.7円～15.5円

で、マイルの価値は、

となります。

国際線プレミアムエコノミークラス特典航空券【1マイル＝3～7円】

国際線プレミアムエコノミークラスでの運賃とマイル数は、

	有償航空券	特典航空券	マイル価値
東京⇔ニューヨーク	230,500円 ～529,500円	72,000マイル	3.2円～7.3円
東京⇔ロンドン	238,000円 ～575,000円	77,000マイル	3円～7.4円

で、マイルの価値は、

となります。

国際線エコノミークラス特典航空券【1マイル＝2～6円】

国際線エコノミークラスの運賃と必要マイル数は、

	有償航空券	特典航空券	マイル価値
東京⇔ニューヨーク	152,000円 ～284,000円	50,000マイル	3円～5.6円
東京⇔ロンドン	140,000円 ～366,000円	55,000マイル	2.5円～6.6円

で、マイルの価値は、

となります。

国内線特典航空券【1マイル＝1～4円】

国内線の例として、

という状況で、運賃と必要マイル数を比較すると、

	有償航空券	特典航空券	マイル価値
羽田⇔千歳	22,920円 ～74,920円	15,000マイル	1.5円～4.9円
羽田⇔那覇	18,920円 ～89,020円	18,000マイル	1円～4.9円

となり、マイルの価値は、

となります。

国内線の利用では、特典航空券との交換以外に、

というマイルの使い方もあります。

今週のトクたびマイル【1マイル＝2～9円】

『今週のトクたびマイル』とは、

というコンセプトのサービスです。

↑の図のように、

というキツめの縛りがある代わりに、

ので、行き当たりばっ旅な人にはお得でぴったりです。

ちなみに今週のトクたびマイルでは、

• 羽田⇔千歳
• 羽田⇔那覇

の必要マイル数はいずれも片道4,500マイル。

上記の例では、

	有償航空券	トクたびマイル	マイル価値
羽田⇔千歳	22,920円 ～74,920円	9,000マイル	2.5円～8.3円
羽田⇔那覇	18,920円 ～89,020円	9,000マイル	2.1円～9.8円

となり、マイルの価値は、

ということになります。

詳しくは今週のトクたびマイルをご覧ください。

いっしょにマイル割

いっしょににマイル割とは、

という場合には、

という運賃で利用できるサービスです。

ただし、

といったデメリットもあります。

価格設定が微妙な水準なので、

といった使い方が現実的でしょう。

詳しくはいっしょにマイル割をご覧ください。

国際線アップグレードに使う【1マイル＝最大15円以上】

国際線利用時に、マイルを使って座席クラスをアップグレードすることができます。

マイルの価値としては、

となることもあり、特典航空券と並んで最もマイルの価値を高めるもう一つの使い方と言えます。

ただし、マイルを使ってアップグレードするには色々と条件があります。

ANA国際線アップグレード特典の利用条件

ANA国際線アップグレードの対象便は、

となっていて、コードシェア便は対象外です。

また、マイルでのアップグレードが可能なのは、

という条件もあります。

アップグレード可能な予約クラス

アップグレード可能な航空券の予約クラスは、

アップグレード	旅程開始が日本	旅程開始が日本以外
エコノミー ↓ プレエコ	Y/B/M/U/H/Q/Vクラス	Y/B/M/U/H/Q/Vクラス
エコノミー・プレエコ ↓ ビジネス	G/E/Y/B/M/Uクラス	G/E/Y/B/M/U/Hクラス
ビジネス ↓ ファースト	J/C/D/Zクラス	J/C/D/Zクラス

となっています。

マイルを使ったアップグレードは、ひとつ上のクラスまでしかアップグレードできません。

ただし、プレミアムエコノミークラスは『エコノミーのちょっとイイやつ』といった位置づけなので、

のアップグレードは可能です。

アップグレードに必要なマイル

アップグレードに必要なマイルは、マイレージチャートにある区間基本マイルから1区間ごとに計算します。

1区間（片道）の距離 区間基本マイル	エコノミー ↓ プレエコ	エコノミー・プレエコ ↓ ビジネス	ビジネス ↓ ファースト
0～2,000	9,000	12,000	20,000
2,001～3,500	15,000	18,000	30,000
3,501～4,500	15,000	20,000	35,000
4,501～5,500	20,000	25,000	40,000
5,501～	20,000	28,000	45,000

例えば、先ほど見た10月の東京⇔ロンドンのANA直行便で、

といった場合には、区間基本マイルは6,214マイルなので、アップグレードに必要なマイルは片道45,000マイルとなります。

一方で運賃は、

• ファーストクラス運賃（Full Flex）：2,778,000円
• ビジネスクラス運賃（Full Flex）：1,402,000円

で、その差額は1,376,000円です。

マイルの価値を計算すると、

つまり、この場合のマイルを使ったアップグレードでは、マイルの価値は、

になるということです。

マイルを使った国際線アップグレードは、搭乗の355日前から24時間前まで、ANAウェブサイトまたはANAデスクへの電話で申し込むことができます。

搭乗当日であっても空席待ちという形でリクエストすることは可能なようです。

細かい条件等はANA国際線アップグレード特典利用条件をご覧ください。

また、スターアライアンス加盟航空会社の運航便でもANAマイルを使ったアップグレードが可能です。

ANA国際線アップグレード特典およびスターアライアンスアップグレード特典に関する細かい条件は、アップグレード特典をご覧ください。

ANA SKYコイン（スカイコイン）に交換する【1マイル＝最大2円】

ANAマイルは、ANA SKYコインに交換することができます。

ANA SKYコインは、

の購入に利用できる電子クーポンです。

ANA SKYコインの利用条件

ANA SKYコインは、マイルと同様、

以外の航空券の購入には使用できません。

ただし、旅行商品（ツアー）については、旅行代表者が特典利用資格者であれば利用することが可能です。

有効期限は約1年間（発行日より12ヶ月目の末日）。

として、10円単位の支払いに利用できます。

もちろん、現金やクレジットカードとの併用も可能です。

有償航空券と特典航空券の違い

ANA SKYコインで購入できる有償航空券とマイルと交換する特典航空券では意外と大きな違いがあったりします。

有償航空券と特典航空券の違いの主な例を挙げると、

航空券	特徴
有償航空券	お金を払って購入できる航空券 フライトマイルが加算される プレミアムポイントが加算される マイルやアップグレードポイントでのアップグレードが可能 座席枠が多い ANA便・ANA路線以外は利用不可 ビジネスやファーストは高嶺の花 予約クラスにより変更・キャンセルの扱いが異なる
特典航空券	マイルでのみ交換できる航空券 フライトマイルは加算されない プレミアムポイントは加算されない マイルやアップグレードポイントでのアップグレード不可 座席枠が少ない 提携航空会社便も利用可能 ビジネスやファーストに手が届く 搭乗日と便の変更は可 ストップオーバーが可能

といった感じです。

ANAマイラーにとって一番大きな違いはプレミアムポイント加算の有無でしょう。

SFC修行の修行僧などプラチナメンバー、ダイヤモンドメンバーを目指している場合は、

というのは常套手段です。

ANA SKYコインの使いみち

ということで、前向きANAマイルをANA SKYコインに交換して使うのは、

ぐらいです。

ほとんどの場合、

といった後ろ向きな理由でANA SKYコインを使うことになる人が多いかもしれません。

ANAマイルのANA SKYコインへの交換レート

ちなみに、ANAマイルをANA SKYコインに交換する交換レートは、

などによって、

種別	交換レート
ダイヤモンド＋More会員	1マイル＝2コイン
ダイヤモンド会員 プラチナ会員 ブロンズ会員	1マイル＝最大1.7コイン ※一度に50,000マイル以上の交換で交換レート最大
SFCカード ANAカードプレミアム ANAゴールドカード	1マイル＝最大1.6コイン ※一度に50,000マイル以上の交換で交換レート最大
ANAカード（ワイド・一般） AMCモバイルプラス会員	1マイル＝最大1.5コイン ※一度に40,000マイル以上の交換で交換レート最大
ANAワイドマイレージクラブカード	1マイル＝最大1.2コイン ※一度に10,000マイル以上の交換で交換レート最大

のように変化します。

※交換レートについて詳しくはマイルから交換する（ANAウェブサイト）をご覧ください。

一度に交換するマイル数によっても交換レートが変わります。

最大倍率で交換するには一度に50,000マイル以上の交換が必要です。

各種ポイントからANA SKYコインへお得に交換する方法

ANA SKYコインは各種提携ポイントからも最大100％の交換レートで直接交換することができます。

ANA SKYコインに交換できる提携ポイントの種類は以下の通りです。

TOKYUルート、JQセゾンルートなどのANAマイル交換ルートを使うと、

の移行は、

という交換レートで交換できます。

また、

の移行は、先ほどの表の通り1.2倍から2倍の交換レートで交換できます。

つまり、各種ポイントを、ANAマイルを経由してANA SKYコインに交換する際の交換レートは、この2つの交換レートの掛け算になります。

このトータルの交換レートが、

という損益分岐点を、

というのが最善ということになります。

すなわち、ANAマイルからANA SKYコインへの交換レートが、

の場合には、マイルを経由せず直接ANA SKYコインに交換してしまったほうがお得ということになります。

ANAマイルのANA SKYコインへの交換はANA SKYコインをご覧ください。

ANA SKYコインに関する細かい条件等についてはANA SKYコインご利用条件をご覧ください。

ANA利用券に交換する【1マイル＝1円】

ANAマイルは、ANAご利用券という商品券的なものに交換することもできます。

ANA SKYコインが航空券や旅行商品だけにしか利用できないのに対して、ANAご利用券はホテルの宿泊やショッピングにも利用可能です。

有効期限は約1年間（発行日より12ヶ月目の末日）で、現金やクレジットカードと併用して利用することができます。

ただし、ANA SKYコインと同様、

とその同行者以外の使用はできません。

利用資格者であれば、異なる名義のANAご利用券を併用可能です。

10,000マイルで10,000円分（5,000円×2枚）のANAご利用券と交換できます。

10,000マイル単位での交換となっています。

利用できるのは、

です。

尚、ANAご利用券で支払う際にはお釣りがもらえません。

ANAご利用件に関する細かい条件等については、ANAご利用券ご利用条件をご覧ください。

ANAカード会員限定イベントに参加する【1マイル＝プライスレス】

ANAマイルを使って、不定期で開催されているANAカード会員限定イベントに参加できます。

参加は応募先着順ではなく抽選で、イベント参加に必要なマイル数は、一人あたり1,000～3,000マイル程度に設定されています。

最近だと、

などが開催されています。

イベントの内容としては、子供向けのものから大人向けのものまで幅広く企画されているようです。

ANAカード会員限定イベントについて詳しくはイベント掲示板をご覧ください。

提携ポイントに交換する【1マイル＝最大1円】

ANAマイルは、提携パートナーのポイントやギフトコードと交換することもできます。

交換可能な提携パートナーのポイントは以下の通りです。

『おつりで投資のトラノコ』ポイント以外は、ANAマイルを、

の交換レートでポイントに交換できます。

ただし、この交換レートで交換できるのは、同一年度内（4月1日～翌3月31日）では累計20,000マイル（2口）までとなっています。

30,000マイル（3口）以降は、

と、交換レートが半分になってしまいます※。

※ANA To Me CARD PASMO JCB series（ソラチカカード）所有者は、無制限に10,000マイル＝10,000メトロポイントの交換レートで交換可能。

※ ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード所有者は、無制限に10,000マイル＝10,000TOKYUポイントの交換レートで交換可能。

※ANA VISA Suicaカード所有者は、無制限に10,000マイル＝10,000Suicaの交換レートで交換可能。

詳細については提携ポイントへの交換をご覧ください。

マイルを現金化できる？【1マイル＝0.9円】

この提携ポイントへの交換を利用すると、ANAマイルを現金化することもできます。

JQ SUGOCA ANAカードというクレジットカードを持っていると、ANAマイルをJRキューポのポイントに交換可能です。

ここが抜け道となって、

と交換していくことで、誰にも知られること無く現金化することができます。

ただし、20,000マイルを越えると交換レートが半減してしまいます。

Gポイントを現金化する際に10％の手数料がかかってしまうので、交換率は90％ということになります。

Gポイントを直接現金化せずにさらに他のポイントをこっそり迂回すると、時間はかかりますが交換率を95％まで上げることはできます。

提携クーポンと交換する【1マイル＝1円～】

ANAマイルは、様々な提携クーポンと交換することもできます。

ただし、ANAご利用券などと同様、基本的に、

とその同行者以外の使用はできません※。

※クーポンによって利用条件が微妙に異なる場合があります。

また、

などといったデメリットもあります。

ANAマイルと交換できる提携クーポン一覧

ANAマイレージモール

美容・健康

暮らし

アクティビティ・エンターテインメント

空港施設

空港アクセス

ANAマイルを使ってショッピングする【1マイル＝1円前後】

ANAマイルを使ってショッピングをすることもできます。

ANAマイルが使えるショッピングサイトは、

です。

ANAセレクションで使う【10,000マイル～】

ANAセレクションは、10,000マイルからANAオススメの商品と交換できるサービスです。

ANAマイルを支払いに使用する場合は、なぜか一度ANAショッピングポイントというポイントに交換して、交換したANAショッピングポイントを支払いに充当する形になります。

選べる商品には、

などが取り揃えられています。

→ANAセレクションへ

ANAプレミアムメンバー限定のANAセレクション？

ANAマイレージクラブのプレミアムメンバーである、

には、ANAプレミアムメンバー限定のANAセレクションが用意されています。

ANAショッピング『A-style』で使う【1マイルから使える】

ANAショッピング『A-style』は、ANAのオンラインショッピングサイトです。

取り扱っている商品は、

と多岐にわたります。

A-styleではANAマイルを1マイルから商品の支払いに充当することができます。

おのださんの機内搭載カートが買える？

A-styleにはANAオリジナルグッズが充実しています。

また、在庫処分でアウトレット価格になるものもあったりします。

→ANAショッピング『A-style』へ

ANAグローバルセレクションで使う【1マイル＝1円以下？】

ANAグローバルセレクションは、国内および海外の提携ショップと連携して、国内および海外へ商品販売し発送するサービスです。

マイルを使って商品を購入することができます。

→ANAグローバルセレクションへ

WA＋YO SHOP（わようショップ）で使う【1マイル＝1円】

WA＋YO SHOPはメイドインジャパンの商品を扱うオンラインショップです。

主な商品としては、

などです。

→WA＋YO SHOPへ

ANAマイルを使ってホテルに宿泊する【1マイル＝1円程度】

ANAマイルは、ホテルの宿泊にも使えます。

ANAマイルを宿泊に使う手段としては、

の3つがあります。

ANAグローバルホテル【海外・国内】

ANAグローバルホテルは、約300,000軒の国内・海外ホテルを予約できるANAのサービス（運営はPOINTS.COM INCに委託）です。

ANAグローバルホテルでは、宿泊料金の支払いにANAマイルを使用することができます。

ANAマイルを支払いに使用した場合、キャンセル時の払い戻し手数料は3,000マイルとなっています。

ANAグローバルホテルでマイルを使うのは損？

ANAグローバルホテルで、

• 普通に料金を支払う場合
• マイルで料金を支払う場合

の料金を比較してみると…

ANAグローバルホテルで予約するメリットは、ANAマイルを貯められる点です。

ANAグローバルホテルからホテルを予約すると、利用金額の最大8%程度のマイルが積算されます。

つまり、ANAマイルを使うのではなくANAマイルを貯めるために利用するのが良いようです。

詳細についてはANAグローバルホテルをご覧ください。

ANAトラベラーズ ホテル【国内】

ANAトラベラーズは、

などを予約することができるサービスです。

この内、ホテルについてのみANAマイルを使って支払いを行うことができます。

詳細についてはANAトラベラーズ ホテルをご覧ください。

ANAマイルで交換できる宿泊クーポン

ANAマイルをホテルの宿泊クーポンと交換することもできます。

ただし、ANAマイルと交換する宿泊クーポンは、基本的に、

とその同行者以外の使用はできません。

利用可能なホテルは以下の通りです。

シャングリ・ラ ホテルズ＆リゾーツ

ザ・リッツ・カールトン

セントレジスホテル＆リゾート

オークラ ホテルズ＆リゾーツ

サフィーホテルズ

ハイアット ホテルズ＆リゾーツ

プリンスホテル＆リゾーツ

東急ホテルズ

KIZASHI THE SUITE

ANAマイルを使ってレストランで食事する【1マイル＝約1円】

ANAマイルは、提携パートナーホテルの食事やレストランで利用できるクーポンに交換できます。

お食事クーポンの利用は10,000マイルからとなっています。

また、

とその同行者以外の使用はできません。

利用できるレストラン一覧

ザ・ペニンシュラ東京

シャングリ・ラ ホテル東京

ジョエル・ロブション

オークラ ホテルズ＆リゾーツ

INTERSECT BY LEXUS – TOKYO

メルセデス ミー

プリンスホテルズ＆リゾーツ

セントレジスホテル大阪

ザ・リッツ・カールトン大阪

グランドハイアット福岡

bills

ANAマイルでレンタカーを借りる

ANAマイルを使ってレンタカーを借りることもできます。

ANAグローバルレンタカー

ANAグローバルレンタカーは、主に海外のカーレンタルを予約できるANAのサービス（運営はPOINTS.COM INCに委託）です。

ANAグローバルレンタカーでは、提携パートナーである、

などのレンタカーを予約できます。

ANAマイレージクラブ会員であれば、ANAマイルを使って支払いをすることが可能です。

注意点として、ANAグローバルレンタカーは海外でのレンタカー利用を想定しています。

日本国内のレンタカーはほとんど登録されていません。

詳しくはANAグローバルレンタカーをご覧ください。

ANAマイルで交換できるレンタカークーポン

また、ANAマイルを、レンタカーを借りる際に利用できるクーポンに交換することができます。

ただし、

とその同行者以外の使用はできません。

ニッポンレンタカー

対象店舗	コース	利用可能金額
ニッポンレンタカー※	ご利用クーポン 10,000マイルコース	10,000円分 （5,000円×2枚）

※ヤナセプレミアムカーレンタル（輸入車）でも利用できます。

詳しくは、レンタカークーポンをご覧ください。

ANA国際線超過手荷物料金を支払う【1マイル＝1円】

ANA国際線搭乗時、超過手荷物料金をANAマイルで支払うことができます。

この特典は、

が対象で、

という条件になっています。

利用できる空港は、

です。

ANA国際線超過手荷物料金として必要なマイル数

ANAマイルでANA国際線超過手荷物料金を支払う際の必要マイル数は、路線区間によって異なります。

また、

という超過の種類によっても変わってきます。

アジア・オセアニア⇔ハワイ・南米・欧州・アフリカ・中東

超過の種類	必要マイル
個数超過（1個につき）	20,000
重量超過（23～32kg）	6,000
重量超過（32～45kg）	20,000
サイズ超過（3辺の和が158～292cm）	20,000

アジア・オセアニア内（日本を除く）

超過の種類	必要マイル
個数超過（1個につき）	10,000
重量超過（23～32kg）	6,000
重量超過（32～45kg）	20,000
サイズ超過（3辺の和が158～292cm）	20,000

日本国内区間

超過の種類	必要マイル
個数超過（1個につき）	5,000
重量超過（23～32kg）	1,000
重量超過（32～45kg）	5,000
サイズ超過（3辺の和が158～292cm）	5,000

詳細については、ANA国際線超過手荷物料金お支払いをご覧ください。

ANAビジネスジェットに乗る【1マイル＝1円】

ANAマイルは、ANAビジネスジェットを利用する際に使えるクーポン（eギフトカード）と交換することもできます。

ANAビジネスジェットのチャーター便ご利用クーポンは、

と100,000マイル単位で交換できます。

1回の旅程で10枚まで利用できます。

ANAビジネスジェットのサービス

ANAビジネスジェットには、

という3つのサービスがあります。

ANAビジネスジェットの利用は、ANAマイルの加算対象です。

加算されるANAマイルは

となっています。

エリアチャーター

エリアチャーターは、ANA便とビジネスジェットを組み合わせて利用するサービスです。

グローバルチャーター

日本から国際線のようにビジネスジェットを利用するサービスです。

国内チャーター

日本国内でビジネスジェットを利用するサービスです。

詳細についてはANAビジネスジェットをご覧ください。

ANAマイルで寄付・支援する【1マイル＝1円】

ANAマイルは寄付や支援に使うこともできます。

現在受付中のANAマイルを使った寄付・支援先には、

があります。

WonderFLY（ワンダーフライ）

WonderFLY（ワンダーフライ）はANAが運営するクラウドファンディングです。

WonderFLY（ワンダーフライ）では様々なチャレンジャーの挑戦に対する支援を募っています。

詳細についてはWonderFLY（ワンダーフライ）をご覧ください。

Blue Wing（ブルーウイング）

Blue Wing（ブルーウイング）は、ANAが運営するチェンジメーカーに対する支援活動です。

Blue Wing（ブルーウイング）から寄付・支援する方法

Blue Wing（ブルーウイング）では、

という3つの方法で寄付・支援を行うことができます。

寄付・支援したマイルなどは独自の単位「WING」に換算されてチェンジメーカーに提供されます。

Blue Wing（ブルーウイング）からの寄付・支援先

現在、Blue Wing（ブルーウイング）から寄付・支援できるのは、

といったチェンジメーカー支援団体や、

などのチェンジメーカー達です。

詳細についてはBlue Wing（ブルーウイング）をご覧ください。

過去に行われたANAマイルによる寄付・支援

ANAマイルを使った寄付や支援は知る人ぞ知る感がありますが、支援金は意外と集まっているようです。

過去募集されていた寄付や支援で集まったマイルは、

寄付・支援先	集まったマイル
UNESCO（ユネスコ）	4,458,000マイル（円）
令和元年台風15号災害支援	7,198,059マイル
アンコール・ワット遺跡保存修復活動支援	684,000マイル
東北海岸林再生プロジェクト	717,000マイル
沖縄県恩納村サンゴ保全活動	525,000マイル

となっています。

ANAマイルの有効期限を先延ばしにする方法

『ANAマイルの有効期限を先延ばしにする方法』としてよく知られているのが、

という方法です。

ただ、この方法ではマイルが消失して、代わりに有効期限1年間のANA SKYコインが手に入るということになります。

つまり、ANAマイル自体の有効期限が先延ばしになるわけではありません。

ANAマイルとANA SKYコインでは、その汎用性や使い勝手は雲泥の差。

考えるべきは、ANAマイル自体の有効期限を伸ばす方法です。

ANAマイル自体の有効期限を先延ばしにする方法としては、

の3つがあります。

マイルに交換できる『有効期限のないポイント』を貯めておく

陸マイラーは、様々なポイントをANAマイルへと交換してマイルを貯めていきます。

ANAマイルには3年間という有効期限が設定されていますが、その前段階であるポイントの中には有効期限のないポイントが存在しています。

すなわち、

という形で貯めておき、マイルを使いたくなったらその都度マイルに交換していくスタイルにしておけば、ANAマイルの有効期限を気にする必要がなくなります。

ただし、ポイントを長期間貯めておくことには、

などのリスクもあります。

例えばモッピーのポイントは、有効期限は無期限であるものの、

という規約があります。

交換レートや有効期限の改悪などは事前に予告されることがほとんどなので、常に情報のアンテナを張っておき、もし不利な変更があれば対処法を模索していくことが大切です。

この『ANAマイル代替貯蔵用ポイント』の中でも最もおすすめできるのが、

です。

ANAアメックスシリーズのポイントなら、

と五拍子揃っています。

特にANAアメックスゴールドは、入会キャンペーンで最大105,000マイルが獲得できます。

詳しくはANAアメックスゴールド紹介入会キャンペーンをご覧ください。

JALマイルも貯めたいならSPGアメックスがおすすめです。

ANAマイルにもJALマイルにも交換可能で、さらに宿泊にも使えるポイントが貯まります。

詳しくはSPGアメックス紹介入会キャンペーンをご覧ください。

『ダイヤモンド会員』はマイルの有効期限なし

ダイヤモンド会員は1年間（事前サービスを入れれば最長2年程度）という期限付きのステータスです。

ダイヤモンド会員になるには、とにかく飛行機に乗りまくる必要があります。

そして、次年度もダイヤモンドメンバーになりたければ、再び飛行機に乗りまくる必要があります。

ダイヤモンド会員になると、

という特典が受けられます。

ただし、ダイヤモンド会員資格を喪失すると、保有していたマイルの有効期限は会員資格喪失時点から3年間に変更になります。

毎年ダイヤモンド会員になるのも大変なので、3年毎にダイヤモンド会員になってマイルの有効期限を無効化するということも可能です。

ライフタイムマイル100万LTマイル以上の『ミリオンマイラー』は特別な存在

AMC会員であれば、ANAマイルやプレミアムポイントとはまた別物として、ライフタイムマイルというものがカウントされています。

ライフタイムマイル（LTマイル）というのは、飛行機に搭乗するごとに加算されていく総飛行距離の指標です。

このライフタイムマイルが100万LTマイル以上貯まると、

という特典を受けられるようになります。

こうなってしまえば、もうマイルの有効期限に一喜一憂する必要がなくなります。

まとめ

ANAマイルの交換先としては特典航空券、中でも、

というのが通説ですが、ANAマイルの交換先は特典航空券以外にもたくさんあります。

おやおや、このお二人、また言い争いをしていますよ…

使い切れないマイルが期限切れで失効しそうなときなどは、いつもと違うものに交換してみるというのも楽しいかもしれませんね。

それでは皆さんも、陸マイラー生活を楽しんでくださいね。

 

ANAマイルを貯めるテクニックを知りたい方は、飛行機代を節約するためのANAマイルの貯め方を覧ください。